- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062777896
感想・レビュー・書評
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結局下巻も一気読み。
それほど面白いけれど、ハリー・ボッシュシリーズってこうだったっけ。
馴染みのキャラクターを惜しげもなく使ってくれるよな、というのが感想。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
娘を救うため香港に渡ったボッシュを待っていたのは…驚愕の展開で始まる下巻。ロスの中国人銃殺事件の決着は…
二転、三転するストーリー。派手な銃撃戦とともにボッシュの家族を思う気持ちも色濃く描かれ、シリーズの中では異色作ではないだろうか。そのためなのか、シリーズで一貫して描かれていたボッシュの凶悪事件への憎悪が希薄になったように思う。また、後半は端折ったような感じで、綺麗にまとめた感が否めない。
ボッシュの異母兄弟のミッキー・ハーラーも登場し、ジャック・マカヴォイも少しだけ登場する。 -
久々の満点だ。奥さんを死なせてしまったのはボッシュのミスだが以降の立ち回りは見事だった。
登場人物も個性が立っていて久しぶりの傑作だった。 -
すごいの読んだぁ〜。自分に課したルールを頑なに貫き通すのがハードボイルドミステリのキャラクターの魅力だと思うんだけど、今作でコナリーがボッシュに突きつけたものは・・・。心に刺さる物語でした。
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上巻に
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勢いよく読めて面白い。が、衝撃のラスト。
主人公が動いたことがすべて思い込みで、勝手に事件を作り出し、元奥さんは死に、って・・・。 -
いつも以上にアクションシーンが多く、手に汗を握る展開で、過去の作品のエピソードや人物を登場させる等ニヤリとする場面もあるが、肝心のストーリーが取って付けたような感じで、残念ながら深みが感じられない。シリーズ上の重要人物に起こる悲劇も呆気なさすぎると言わざるを得ず、まるでテレビドラマの24を多分に意識しているかのような作品。それでも読み手を飽きさせない筆力は、他の多くの凡庸な作家と一線を画してはいるが。
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ハリウッド映画化狙い?
主人公のスーパーマン化、シリーズ登場人物の使い捨て感にイマひとつ乗り切れず。