- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062778206
感想・レビュー・書評
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優しく、美しく、甘やかな世界が、ラストの数行で、残酷に崩壊する快感。景色が反転し、足元が揺らぎ、別な宇宙に放り出されたかのような、痛みを伴う衝撃。かつて、まだ私たちが世界に馴染んでいなかった頃の、無垢な感情を立ち上がらせてくれる、ファンタジックな短編集。ミステリの醍醐味、ここにあり!
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どれも謎かけと謎解きが短く綺麗にまとめられているけど、短編集らしくラストがもう少し欲しくなる。
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さくさく読める短編集。
色んな世界観を楽しめるので、お得感あり。
“恋煩い”のラストはシンプルなのにかなりの衝撃。途中からうすうす感づいてなお、あのインパクト。すごい。
“妖精の学校”もいいんだけど、ラストが最初は不明で調べるまで悩まされた。
個人的には“終の童話”が切なくて好きでした。 -
ラスト数行で覆るとのキャッチコピーの短編集。
一作目の恋煩いの恐ろしさ…。
こんなのもう誰も信じられなくなるわ。
ほかの4作も全てが覆るとまではいかないものの、
読後感のモヤモヤを楽しめました。
可愛い表紙に騙されてはいけないなぁ。 -
表題買いした小説。
読んでみてわくわくどきどきさせてもらった。 -
表題作が一番つまらなかった
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最後まで気が抜けない