- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062879590
感想・レビュー・書評
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こんなにもいろんな言語があるのか
エッセイであり研究本ではないので
適度な適当感があって読みやすいし
ユーモアがあって読みやすく楽しい
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BookBar紹介本。90の言語を紹介するエッセイ。
世界は英語さえあればとりあえず会話はできるだろう。と思いながら読んだ。
まぁ、あるわあるわ。聞いたことすらない言葉たち。紹介されている90言語のうちの一割も知っている言葉はないのではなかろうか。
もちろん、英語、ロシア語、スペイン語、日本語は知っているが、それ以外の言葉が多い。特に日本人にはあまりなじみのないアフリカ地方での言葉の多様性に驚かされる。
この多様性が「世界は英語で通じる」によって駆逐されないか。一緒くたにされていいのか、そう感じた。
言葉の多様性を守ることと生物の多様性を守ることの大変さに、共通点がある。マイナーなものはいつでも窮地に立たされるのかと思うと、社会の狭量にため息が出る。
暗い話は置いておいて、90言語の中でも「コサ語」が気になる。生で聞いてみたい。 -
文字が読めない言語(つまりアルファベットじゃないやつ)って惹かれる。
役に立たなくても覚えたい興味心。 -
一人の言語学者さんが90の言語について書いたエッセイ。この方はロシアとか東欧のスラブ系の言語が専門だそうで取り上げる言語も知らないから調べた的なことも多い。こういうマニアックな話は好きだし知ってる言語が出てくると嬉しい。
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多様な言語の世界をかいつまんで取り上げ、エッセイ風にまとめられた愛のある一冊。気張らず軽く読める内容。
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言語学者さんによるエッセイ(といったほうが良いだろう)。
研究書的なものではない。
「言語の専門家」の本というよりも、「ただ言語を学ぶことが大好きな言語オタク」の本といったかんじ。見知らぬ言葉を知ることが楽しくて仕方がないひとなんだろう。
言葉を学ぶ人でなくても、気軽におもしろく読める本。 -
90言語について見開き1ページで綴られていく。
こんな言葉があるのか、と感心するばかり。アイウエオ順に思い浮かべていってもこんなに出てこないだろう。
ちょっとした言語豆知識のようでさらっと読めて興味深かった。言語学、楽しそうだなあ。
やっぱり何を読んでも、この方の著作に早く出会って講義を受けてみたかった。今からでも一般向けのものを探してみようか。 -
さわりだけ書いてあるのが好ましい。
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著者はかなり専門的に言語を勉強しているが、個人的な意見も入っていて面白い。こんな種類の言語もあるのか、というものも多いが、いろんな言語に興味や好感を持つ事ができる。