新編 日本語誤用・慣用小辞典 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 135
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062880336

作品紹介・あらすじ

「誤用は変化の波頭」豊富な実例

あなたの日本語、大丈夫?
今すぐチェック!好評だった旧版の内容を精選し新項目を加えて1冊に。
豊富な実例を材料に正用・誤用を判別し原因を分析。
誤用から日本語の仕組みや変容がわかる。

感想・レビュー・書評

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  • 良書。自分も含めて誤って使っている日本語の多さにびっくり。

  • EVERNOTE登録済

  • 日々変化する日本語なので、あまり目くじらを立てる必要はないのかもしれないが、やはり一般的に使わない言葉の使用や、読み間違いはしたくない。そんな時出会った本書、まさにぴったりの本だった。
    本書にもあるが、特に気になるのは「他人事」を「たにんごと」と読む間違い。また、本書にはないが「我が事」を「自分事」という間違い。しかし最近はNHKのアナウンサーでさえ使用している。ということは、すでに誤用ではなくなったということなのだろうか。

  • 大瓶、小瓶(おおびん、こびん)とはなんだ❗
    大阪では(だいびん、しょうびん)で正しいだろう。それなら、中瓶は(なかびん)と言うのか?
    大中小(だい、ちゅう、しょう)だ。(おお、ちゅう、こ)が、おかしいと思うがなぁ? 大阪人

  • 2010-01-00

  • なるほどね。こんなあるんだね。と、クイズ番組をみて、終わるとすべて忘れるように、読んでる時は楽しいが、閉じると何も覚えていない。

  • pedia

  • 言葉というのは変化するんだな、と感じさせる。さておき「ぶり」は望ましい状態の再現について使う、というのを読んで連想したのが「十五年ぶりだな」「ああ、間違いない……使徒だ」だったのは我ながらどうなんだ。

  • 文章を書くプロの人たちでも、意外に日本語の使い方を間違っていたりしていることを知った。また、誤用か新たな用法かがわかりにくい日本語があったり、日本語というものを深く考えるきっかけができた。

  • [ 内容 ]
    言語学の権威が豊富な実例を材料に正用・誤用を判定しその根拠と誤用が生まれた原因をつぶさに分析。

    [ 目次 ]
    第1部 意味の誤用(挙句(揚句)の果て
    一姫二太郎 ほか)
    第2部 表現の誤用(寸暇を惜しまず?―混交表現;波紋は投げられるか?―重層表現 ほか)
    第3部 語形の誤り(荒らげる→荒げる;うおの目→タコの目 ほか)
    第4部 漢字をめぐる諸問題(漢字の誤記;漢字の誤読)
    第5部 誤用のようで誤用でない場合(オートバイはヘルメットをかぶろう;帰宅中は屋外か屋内か ほか)

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著者プロフィール

1929年、山口県生まれ。東京大学名誉教授。東京大学文学部言語学科卒。言語学・意味論専攻。1979年文学博士(東京大学)。著書に『意味論の方法』(大修館書店)、『ことばの意味 全3巻』(平凡社、共著)ほか多数。

「2015年 『日本語学を斬る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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