神曲 地獄篇 (講談社学術文庫)

  • 講談社
4.13
  • (11)
  • (9)
  • (2)
  • (0)
  • (2)
本棚登録 : 319
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (640ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062922425

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 一読だけでは全体像が把握できなかったのでまた読み直したい。
    書かれた当時までの歴史、有名人、思想などが多く取り込まれており、大作オーラが半端ない。

    地獄に落とされているのは、ダンテから見た罪人なのだろうと思う。

  • 念願のダンテの『神曲』を読んだ。
    まだ「地獄篇」・「煉獄篇」・「天国篇」の全3篇の内「地獄篇」の1篇だけだが独特な世界観に惹き込まれた。
    冒頭でダンテが暗い森の中で目を覚ます場面は特に不吉な予感を感じた時の悍ましさに身体が包まれた。
    長いので途中から集中力が散漫になってしまった。
    注釈と解説が充実しているので満足感は得られるが膨大な内容量が読む気力を次第に減退させて行く。
    しかし注釈がなければ更に読む気力が失せていたと予想されるので精彩に注を付している点は非常に有り難い。
    また注記でも理解できない己の教養の無さを恥じた。

著者プロフィール

1265~1321。フィレンツェ出身の詩人、哲学者。ウェルギリウスと並ぶイタリア最大の詩人。本作以外に詩集『新生(La nouva vita)』がある。

「2014年 『神曲 煉獄篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ダンテ・アリギエリの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×