- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062933971
感想・レビュー・書評
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読みやすく、知ってる店多く、やや古いが良い気晴らしになった。
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単なるコラムじゃなくて、なんかあったかい感じがした。鳥良行ってみたい!
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安くてそこそこ美味い外食チェーン店の数々35店の魅力を紹介する。その店ならではの特長や変遷が面白くまとめられている。日常生活に欠かせないものになったからこそそれぞれの思い入れがある。
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「70年代生まれの我々が、子どもの頃から慣れ親しんできた味は、チェーン店のものではなかったか」。安くて便利、そこそこ美味くて気軽だから、今日も自然と足が向く。誰もが知る35店の「あるある」と「なるほど」が満載。気鋭のコラムニストが綴った、雑誌「散歩の達人」の人気エッセイを、大幅に加筆して文庫化!(表紙裏)
結構知らないところが多かった(12店)。
チェーン店の雑学を増やすというよりは感情優先のエッセイで、だからこその面白さがありました。
ところどころクドく感じた個所もありましたが、概ね好印象なので、他のエッセイも読んでみたいと思います。 -
箸休めで手に取った本なのに色々考えさせられた。文章は終始おちゃらけに徹しているが、最後の章は何ともしんみりさせられる。文中で語られる外食チェーンの栄枯盛衰ぶりや"飲食業界の国内需要は限界"という言葉に時間の残酷さを感じずにはいられない。読み進める内に家族で行った外食の思い出が蘇ってきた。父はよく外食に連れて行ってくれた。思春期を迎えいつしか煩わしくなったが、今ではとても恋しく思える。大切なのは"何処で"食べるかではなく"誰と"食べるか―。祖父母が連れて行ってくれた「ハングリータイガー」は今でも思い出せる。
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気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている (講談社文庫)2016/6/15
村瀬 秀信 -
チェーン店に行く前に読みたい。
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文章もうまいです。
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チェーン店を褒めるのでもなく、けなすのでもなく、ただただフラットにルポをしたもの。
だから、「まあ、そうだよね。」というのが感想。
新たな価値とか付加情報はない。
でもチェーン店ってそういうものかもしれない。
特別に光っているわけではないけど、コスパ良いし、なんだかんだいって慣れてて安心。というもの。
だからこのスタンスの書き方はあっているのかな。
吉野家の七味が絶妙のおいしさというのは、今まで気が付かなかった。確かにほかの牛丼屋とは違う香りがする気がする。さすがの、眼のつけどころ。
あとはイトーヨーカドーのフードコートのような店における、筆者の過去の思い出がなんだか、郷愁があって、しみじみした。