魔法の色を知っているか? What Color is the Magic? (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062940139

感想・レビュー・書評

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  • テロに巻き込まれて、ナクチュ特区に潜り込んだり、対峙したりわりと怒濤のストーリーのはずなんどけど、森先生の筆致とハギリ博士の淡々とした雰囲気でそうは感じさせない。それがいい。
    ラストでまた次巻が楽しみになった。

  • 2016.05.16

  • 面白かった。
    また違った森博嗣ワールド。未来の話。

    同シリーズの「彼女は一人で歩けるか」の方を先に読んだ。

    まさか…真賀田四季が出てくるとは。
    ウグイが少し人間らしくなってて微笑ましかった。

  • 買っちゃった~“What color is the magic?”~ハギリ博士は人工生体技術に関するシンポジウムに参加するため,ウグイ・アネバネと共にチベットを訪れ,ツェリン博士に案内され,ナクチュ特別区ではまだ子どもが生まれていることを知る。会場となる病院でレセプション中,ウォーカロン・メーカーがスポンサとなったクーデタが発生し,知事が襲撃される。ハギリを呼んで「ハア・ネーム」と謎の言葉を残した。ツェリンの指示で,実験用動物となった4人は無人トラックでナクチュに辿り着くが,ここも反乱軍が取り囲み,基調講演をする予定だったヴォッシュ博士がいて,ここの者には未だ何かが残されているために,子が産まれるのだと意見交換した。メーカーが狙っているのは,彼らの細胞。襲ってくるのはロボットとの予測は当たっていた。ヴォッシュが魔法の色を答えても反応がなかったが,ハギリがウグイに付けた仮名・ムラサキを告げると,兵の動きは止まった。帰り際,ナクチュに寄って,神殿の奥を訪ねると,そこにはマガタ・シキと,冷凍された人体が安置されていた~Wシリーズの2

  • シンポジウム参加のためチベットを訪れたハギリたち。そこで起きたクーデターの行方は。

  • タイトルがそのままクライマックスシーンだった。
    最初は、人工生命の意味、生きることの意味を考えるような哲学的なところが多い印象で、そういった内容も面白かったけど、途中から緊迫したシーンが増えてきて、次がどうなるんだろう、というのが気になって、どんどんと読み進めてしまった。
    最後の最後まで面白かった。
    ただし、その上をいくのがエピローグ。次巻以降が気になるのに、次巻以降が発刊されていないというもどかしさを感じる今日この頃。

  • 淡々としている。戦闘機がまた出てきて少し嬉しい。

  • 2016.04.13.

    wシリーズ
    これwarkaloneシリーズって意味かな、
    と今巻で気づいた。

    マガタ博士チートすぎじゃない?

  • 久しぶりに読む小説がこの本で幸せです。

  • 今回も読みやすかった。

    人間の生死、輪廻について考えさせられて、なんて壮大なテーマなんだろうと思った。

    続きも気になる。

    行き着く先が知りたい。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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