バベルノトウ 名探偵三途川理 vs 赤毛そして天使 (講談社タイガ)

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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062940665

感想・レビュー・書評

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  • うーん!相変わらずこのシリーズは面白い!!!
    異色ミステリー。ミステリー?って感じですが。
    論理ゲームとかロジックとか好きならオススメです。
    探偵の性格はヒドいですが(片方)(笑)

    ヒドいといいつつ割と今回三途川まともだったのでは??と思うのは私だけだろうか。
    ラリってた(言語的な意味で)分可愛く思えた。
    そして緋山くんもなかなか付き合いが長くなってきて三途川の扱いに慣れた様子が面白い。

    バカ、のくだりはなにか三途川には「別の言葉」に聞こえてるオチかと思ったけどそのままフェードアウトしましたね。
    バカはバカってことかな??

    犯人でも容疑者でも探偵でもそもそも人間でもない「天使」の高みの見物視点が新鮮でよかった。口調が荒くて笑える。どうでもいいけど私と似ている。

    そして地味にイラストが好きだ。かっこよさと可愛さを兼ね備えていて且つ世界観にあっている。
    次は飛ばしちゃったトランプのやつを読もう。

著者プロフィール

1984年、香川県生まれ。京都大学大学院理学研究科修士課程修了。京都大学推理小説研究会出身。2010年『キャットフード 名探偵三途川理と注文の多い館の殺人』(講談社BOX)でデビュー。〈名探偵三途川理〉シリーズは他に『スノーホワイト』『踊る人形』(以上、講談社文庫)、『ワスレロモノ』『トランプソルジャーズ』(講談社タイガ)。近著に『そのナイフでは殺せない』(光文社)。

「2020年 『死者と言葉を交わすなかれ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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