人類最強の初恋 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 78
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062990400

作品紹介・あらすじ

孤高の赤、哀川潤(あいかわ・じゅん)。
彼女の『今』が語られる。
《最強》シリーズ、開幕!

「あーあ、つまんねーの。自殺しよっかな」
人類最強の請負人・哀川潤。
強くなり過ぎた彼女に、遂に世界のすべてが降伏する。
倒すべき敵も、応えるべき依頼も失った請負人に、
そのとき、初めての「恋」が襲い掛かる!
『戯言』では済まされない、『人間』の枠を越えた、
『最強』のラブストーリー!

感想・レビュー・書評

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  • タイトルで買わずにはいられなかった。ほぼ潤さんの一人称で、テーマは宇宙。しれっと触れられる戯言遣いのその後はファンサービスかな。ただただ戯言シリーズ好きな人向けのスピンオフでした。

  • 面白いのか面白くないのか
    どう判断していいのかわからない。

    飛ばしながら読んでそれなりに楽しめたが
    シリーズファン向けですね。

  • 西尾維新、、初めて読みました!
    最強シリーズ第1作目、
    人類最強の請負人 哀川潤を主人公とした話で、
    彼女のテンポのいい?キップのいい話し方、
    どんどん読み進めていけました。
    うん、ライトノベルぽい。
    登場人物の関係性をよく知るためには、他のシリーズも読む必要がありますねー。
    内容も面白かった!予測のつかない展開、上手ですね。シースルーくんにストーンズ!

    宇宙に行った犬、クドリャフカについて勉強になりました。

  •  どんなにトンデモなことが起きても、どんなに絶望的な状況におかれても、人類最強が主役という点と彼女自身のポジティブ思考で、「まあどうにかしてどうにかなるんだろうなー」という変な安定感と安心感を感じて全然ドキドキハラハラしなかった。
     本編よりもむしろ、過去作にて名前だけ出ていた七愚人の一人の初登場、絶縁娘からの「マジこれ?」な報告、あの人がまさかの良人ゲット、がサプライズ過ぎて印象強かった。詳細はぜひ本編を!

  • 痛快爽快。さすが人類最強。
    宇宙にドナドナされても元気いっぱいですね。

    人類全体からハブにされるような「人類最強」の
    ひとり語りを書いちゃうっていうのが西尾先生のすごいところ。
    凡人や一般人じゃない考え方・発言が出るって
    どういう頭の持ち主なんだろう。
    むしろ、頭のなかに人類最強が住んでるとか?

    この世界は確かの時間は確かに進んでいて、
    戯言の彼らも元気な様子で嬉しい。

    まだもう1冊出るようで、新たに時が流れて
    人類最強がどうなるのかまだまだ楽しみ。

  •  帯の文句、どっかで言ってた?

     そもそもこのとき潤さんっておいくつですかね? 女性に年齢を尋ねるのは失礼ですか? ていうかもはやどうでもよくなってきましたね、いろいろと。
     期待はしてなかったけれどもだからといって読み終わって疲労を覚えないわけじゃあないんだなぁって。
     面白いか? これ。
     とりあえずシリーズの年表が欲しい気もするけど、そこまで深く読み込むほどでもねぇかなって。とろみちゃんが好きです。
     《最強》シリーズ開幕、って帯にあるけど、これ、続くの? 今度はSF路線で突っ走るの? ヒューレットおじいちゃんが好きです。
     こうなってくるともはや戯言シリーズ初期三作が不要であるようにしか思えない。無駄にミステリしてんじゃねぇよっていう。
     ひたすら人類最強の請負人の一人称で進めてこの量にできるっていうのはまあすげぇなとは思うけど、思考と対話のみで行動がほとんどないから、話の展開もさほど大きくないっていう。結局潤さんの言葉がカギ括弧に収まってた部分って一か所もない?
     然刃のじいちゃんが好きです。機関長の妹様って友のことですか? 玖渚、子ども産んだってこと? え、戯言遣いの子ども? マジで?
     抜粋。人類最強の請負人と地球最高峰の頭脳の対話より。


    あたし、今、世界中からシカトされていじめられてるんですけど、どうしたらいいですか?
    「いじめられるほうが悪い」


     ヒューレットじいちゃん、真賀田四季っぽいけど、あれよりユーモアを持ってるみたいでいいよね。

  • 《最強》シリーズ第1弾作品4月24日発売!

    「初恋は、実る」

    孤高の赤、哀川潤(あいかわ・じゅん)。
    彼女の『今』が語られる、《最強》シリーズ、開幕!

    「あーあ、つまんねーの。自殺しよっかな」
    人類最強の請負人・哀川潤。
    強くなり過ぎた彼女に、遂に世界のすべてが降伏する。
    倒すべき敵も、応えるべき依頼も失った請負人に、
    そのとき、初めての「恋」が襲い掛かる!
    『戯言』では済まされない、『人間』の枠を越えた、
    『最強』のラブストーリー!

    ▼担当編集者 コメント
    人類最強の請負人・哀川潤が主役の本作は、誰よりパワフルな彼女だからこそ挑むことができる冒険や、新たな出会いに満ちた、どエンタメです。読んでいるとこちらまで元気が湧いてきますし、読後感は爽快です。イラストレーター・竹さんによる美麗なカバー絵とピンナップも必見です! 

  • 人類最強の請負人、哀川潤が主人公。
    うーん、破天荒(いい意味で)。
    請負業を世界中から干された初恋と、月に放逐された失恋。
    戯言シリーズは読みましたが人間シリーズは未読。
    最強シリーズより先に人間シリーズを読んだ方が楽しめそうなので、2巻目行く前に人間シリーズを読んでみようかな。

  • 何を読んでるかよくわからんが楽しく読み終わりました

  • 哀川さーん! じゃなかった、潤さーん!なシリーズ第1弾。
    すごく魅力的なキャラだから、主役になっても魅力的だろうと思うのは単純だろうな、と覚悟(?)してたけど、大丈夫、ちゃんと面白かったよ。
    でもまあ、スケールが全然違うんだわ……
    このぐらいの話にしないと、この人は動かせないのかね、と思うよね。
    でも、初の宇宙人との邂逅は、ほんわかと良いものであったよね。

  • 全然進まず,途中までしか読めなかった。映像の方が何も考えずに見れるかも。

  • 残念な仕上がりかな。書きたい事を書き殴った印象。

  • 『問題は強い自分で、あるいは弱い自分で、どれくらい面白おかしく生きていくかってことだしな。』

    『はあ? 知らねーよ、桶屋が儲かろうが倒産しようが。』

    「私には、『わからない』という感覚がないから。人生なんて、ただの検算だ」

    「才能を突出させることより、妥協してみんなと仲良くするほうが『大切』で『価値がある』みたいに語るのも、才能あふれる人たちのないものねだり、言ってしまえば妄想みたいなものだと、私は思いますけれど」

    『「フラミン号が乗っ取られました!」
    フラミン号? 何それ。ああ、あの宇宙船の名前? あたし達、そんなアホな名前の宇宙船に乗って月までやってきてたの?』

  • 戯言シリーズの人類最強こと哀川潤が主人公のかなり変わった恋愛小説ということでとても楽しみにして読んだのですが。。。

    恋愛小説というより、独り語りのような感じでキャッキャオフフな恋愛の心の動きなどはありませんでした。

    私的には最後まで読み切るのがとても辛い文体でしたが、どんでん返しがあるかもしれないと根気よく読みましたが、うーんという感じでした。

  • 二編収録。一話目はそれなりに楽しんで4点、二話目が2点で総合3点と言う感じ。二話目は幾ら何でも羽目を外しすぎて冷める。

  • 潤さんのハチャメチャだけれど、筋が通ってるところが好き。

  • つまり人類に恋したのか、あたしは? 人類が好きだと思えば思うほど、距離が開いていく――今に至っては三十八万キロだ。参ったね、好きになるほど嫌われる。
    (P.193)

  • 哀川潤の一人称、読みづらい。やはりこの方は語るより語られるのが似合うのか。テンポの良い会話は楽しいんだけど今回はそれもないし、ひたすらくどい。シースルーの特質は面白かったのだが。失恋はまだ短めで良かったかな。とろみのぐちぐちが面倒だった。言葉尽くすのは戯言遣いに任せよう。あっそういえば!おめでとうございます!(笑)どんな子になるんだかすげー興味深いわ。

  • 西尾維新、元々ぶっとび設定だけど、
    とうとう、宇宙人出てきたり、月に行ったりした。
    主人公は哀川潤。
    人類最強だから、もはや人類や地球が舞台では足りないということか。

    「天才」「才能」と「努力」の相関関係に関する考察が面白かった。

  • 久々の哀川さん。1人称で読んでるとやや大人しい印象を受ける。
    シースルーというキャラクターが良くて印象に残った。
    宇宙旅行に関しても、そこに居続ける発想はなくて良かった。

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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