χの悲劇 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 799
感想 : 105
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062990738

感想・レビュー・書評

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  • 買ってちょっと読んで放置していたみたい。

  • 見事に叙述トリックにやられた印象を受けた。最初の方から違和感を感じる描写は多々あったのだが、上手いなーと言わざるを得ない。でも加部谷ちゃんとかどうなったのか気になってしまった。

  • とりあえず人物相関図を書いて全作読み直したい!と思うことしきり。
    最後はまあ幸せだったのかなと思わなくもない。Wシリーズに続いているとも言える。


    作品紹介・あらすじ
    あの夏、真賀田研究所でプログラマとして働いていた島田文子は、いくつかの職を経て、香港を拠点とする会社で職に就いていた。
    人工知能に関するエキシビションの初日、島田は遠田長通という男に以前、愛知で起きた飛行機事故に関する質問をされる。
    トラムという動く密室で起きる殺人。その背後に感じられる陰謀。静かだった島田の生活が、その日を機に大きく動き始める。
    Gシリーズの転換点。後期三部作開幕!

  • 鳥肌が止まらない。
    Vを読み出した頃から、登場人物の正体については名前だけで判断してはいけないと読み進めてきた。それは変装がデフォルトだったから。
    なので、χの正体は何となく、そうなのだろうなと思ってはいたけど、彼が背負うものが多すぎてそうでなければ良かったのにとも思う。
    驚いたのは金氏かな。国籍も途中まではあやふやだったから、一番驚いた。名前にも気付かなかった。
    島田さんはすべてがFになるから、魅力的なキャラクタだった。少しだけ、涙が出る。
    徐々にピースがはまっていく。残るは二巻。
    読み終えた時、自分はどう思うんだろうか。

  • 既読
    文庫版

  • 島田さんの生き方がいい。
    χの正体は...

  • あまり筆者の作品を読んでいない私にはまったくつまらなかった。

  • シリーズ読み続けてるからこそだけど、たまらないなぁ。

  • ページが止まらなくなる感覚は久しぶりだった。
    それくらい面白いし、衝撃的だった。

  • X(エックス)ではなく、ギリシャ文字のχ(カイ)です。

    まさかの島田文子が主人公。
    すべてがFになるからちょくちょく出演してたけど大抜擢。
    と、思ったけど最後まで読んでやはりこのシリーズの主人公はコイツか。と気づいた。
    読んでるときから時間が飛んでるように感じたけど、まさかだよ。
    Gシリーズはここから面白い。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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