- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062990738
感想・レビュー・書評
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最後の一行に驚かされた。
Gシリーズに海月くんは欠かせない人物です。
もう、覚えていない出来事や人物が出て来て、『すべてがFになる』から森博嗣作品を読み直したくなりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新シリーズの開始です。
ついに来たかという感じ。
森博嗣の作品は一見さんお断りの様相を呈していますね。
まあ、単独でも楽しめますけど。
サーバーの中に入っていく様子は、すごいリアリティです。
そして結末は・・・。
ついにシリーズがつながります。
次回作が待ち遠しいです。 -
ゆっくりゆっくりじわっときて、終盤でぐわっときて、最後の最後にわーってなる。
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真賀田四季ワールドの相関図が把握できてなくて、もやもやっとしたところはあったが、憶えてる範囲でもニヤリというかナヌっと思わせるし、単体としても楽しめた。これからどんどん繋がるのかな。過去作読み返してみるかなーとちょっと思った。そのうち。
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おもしろい!!!
ここに来て、大きな物語が進みだした感スゴイ!
懐かしい名前がたくさん出てきて、ワクワクしながら、エピローグに驚きを隠せないまま、一気に読了。
とにかく、次作が待ち遠しい。 -
散らばっていたピースが集約されてきた感じがしてワクワクしながら読んだ。
前作からどれぐらいの時間が経過していることになるんだろう?
この人はどの作品の人だったっけ?
もしかしてこの人はあの人?
と、古い記憶を引っ張り出しながら読んだけどどうにも複雑すぎて整理しきれない。
最初のシリーズから読み返したくなるほど。
最後の数ページで度肝を抜かれる仕掛けは、さすが森先生といった感じ。
これからの展開が非常に楽しみ! -
「キウイγは時計仕掛け」で島田文子が登場したのは、本作の予告だったんだな。それ以前のW大の事件や何かでも彼女は登場しているらしいが、全然覚えてない。単身赴任中の身で、本が手元になく確かめようもない。
香港のトラムの中での殺人事件。森先生の文章に触れる喜び。ちょっとおバカなことを云う女の子がGシリーズぽいのかな。
島田が警察の依頼を受けサーバーへ侵入する第2章が白眉。他の誰かの気配を感じる、追跡されていることを気付く、遠くのサーバーを経由する、鍵を開けるプログラム、コピーロボットを作動させる、別の階層に気付く…。「ニューロマンサー」のようにサイバースペース映像があるわけでもないのに、この臨場感は痺れまくり。
この後は、モデラートの大三楽章。でも、緊張の糸は緩まない。その後のアレヨアレヨの展開は早いのに、驚くよりゆったりさせられる印象。頭が痺れた状態で、色々考えさせられるからだろうか。最後は大満足で本を置いた。
各務アキラって確かアイツだよな。彼女のパートナーはアイツじゃなかったか。金って誰だったんだ。だって手元に本がないんだよ。
読み返したページに小山田のニックネームがジェリイとあり、そうかと思いつつ、判らないことだらけ。
勝手な妄言。
チョと前に読んだ哲学入門に、目で見た物は眼球に映し出され視神経細胞を通し、脳で電気信号として処理され、僕らは物を視ているとあった。
ならば、肌で感じる空気、音、香り、味覚、全てが電気信号として統合され、言語による認識をもって僕の自意識は生きているのだろう。
電気信号を完全に機械に移したら、アミノ酸伝達構造の支配を離れ、人間は生きられるのか。真賀田博士はそう云っているのだろうか。