- Amazon.co.jp ・マンガ (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063192391
感想・レビュー・書評
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かるた遊びとは違う、競技百人一首
小学生の男子2、女子1のトリオ
成長していく間に、この関係、どうなるのか、詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すっっっごく面白かった!
かるたというマイナーな競技。
それに賭ける高校生の熱い青春、友情、恋。
姉がアイドルになるのが夢だと公言して憚らない主人公・ちはやが転校生・新との出会いによって漸く見つけた自分の夢、それは日本一、いや、世界一かるたが強い女性=クイーンになること。
このちはやがすごく気持ちいい性格をしてる。
一切手を抜かず練習に臨む真剣な顔、試合に挑む姿勢からかるたが大好きという純粋な情熱がこれでもかと伝わってくる。素晴らしいかるたばかです(褒め言葉です)。
この話はちはやを中心に進むのですが、脇を固めるキャラたちもとても魅力的。古典を愛してやまぬ呉服屋の娘かなちゃん、一度はかるたから去った肉まんくん、勉強だけがとりえだった机くん……
無駄に美人(笑)なちはやとイケメンでパーフェクトな太一はともかく、それら今いちパッとしない、教室の隅っこで目立たず息してるような部員たちが次第にかるたの楽しさに目覚め成長していく姿といったら!努力する事はちっともかっこ悪くないと再確認して胸が熱くなる。
時には主役を食うほどの存在感を放つ。
地味でも主役を凌ぐ一点をもつ。
競技かるたは団体戦の側面も強く、努力・勝利・友情と三拍子そろったスポ根ものとしても充実の読み応えなのですが、彼らが互いの長所を生かし合い短所を補い合い躍進していく姿は最高に痛快!面白い!
作中、様々な人物が挫折や葛藤を経験する。
天才へのコンプレックス、ライバルへの焦燥に喘ぐ。
それでも決して闘志を失わず、ひたむきに前を見据え続ける。
ちはやの対戦相手が背負ったドラマにも胸打たれる。地味で冴えない元クイーン・モメユミの開眼、かるた歴二十年のお茶目な主婦など、年齢も立場も違う人々がかるたという一点で繋がっていく。凄い。素晴らしい。
試合シーンは圧巻の迫力。一瞬一瞬が真剣勝負。
さりげなく進展する恋愛模様も初々しくドキドキするのですが、それ以上に好敵手として同志として励まし合い支え合うちはや・太一・新の関係がすごく好きです。 -
いまになって読み始め。思ってたより青春。
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飛行機の中で。無料アプリにて。
元々絵がキレイだなーとは思っていたけど、実写化されたし最近は恋愛系少女漫画ばかりだったので読む気にならなかった。無料期間が終わっちゃうからとの事で読んでみたらまさかの涙。小学生がかるたと出逢うところだけどなんか青春って感じがすごくして感動してしまった。飛行機で泣く。まさか。恥ずかしい。でも止まらないくらい夢中になって読み進めてしまった。続き気になるけど30巻越えしてるって知って悩んでる。 -
実写映画を観て色々納得いかなかったので漫画を読んだら解決した。やはり漫画は漫画で読むに限る。実写も悪くはなかった
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2015年9月20日に開催された第1回ビブリオバトル全国大会inいこまで発表された本です。予選B会場発表本。
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映画として実写化され、今人気急上昇の話題作『ちはやふる』。私もついに読み始めました。
というのも、うちの学校で「かるた部」を作る輩が現れましてね。競技かるたとまではさすがに行かないですが、百人一首をわいわいやっている姿を見ながら「楽しそう」と興味が湧いたわけです。知的嗜みとして小倉百人一首覚えるのもいいかなぁ、とか、運動にもちょうどよかろうかねぇとか、そんな感じで。それで、『ちはやふる』もせっかくだし読もうというわけで、まずは第1巻読了です。
面白い。
圧倒的に面白いなぁ。
しょっぱなからもう心をわしっと掴んでくる青春漫画です。これほど面白い青春漫画は久しぶりに読みましたねぇ。読む手がどんどん進みます。
「チームちはやふる」の手作りTシャツのくだりは泣かせます。そして原田先生のキャラがいい。
「百人一首は全部で百首。百人友達ができたと思って仲よくなりなさい」
こんなこと言われたらハマってしまいますですよ。
これ全部読み切る頃には、私も百首と友達になれるといいなぁ。 -
中1の夏から30+α
小学校編。
主人公の千早が分かりやすくて好感持ててほんといい!ほんと誰からも好かれる理想図!そしてわかり易すぎる幼なじみの想い。太一可愛いよ!自分を守るのに必死で誰かを傷つけるってよくある話だと思うからなんかすごく共感。ただ綺麗な話じゃないってのがなおさら良い。 -
泣きました。
こんな最高の3人見たことない。
青春ど真ん中オブど真ん中。