- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063524345
感想・レビュー・書評
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アスペルガー症候群の「プロ父」による抱腹絶倒の子育てマンガ第2巻。
安定のおもしろさ。
今巻は、1歳になった息子ちゃん。
保育所問題も絡めて、今巻も「あるある」爆発。
インフルエンザあるあるについては、身に覚えのある人も多いのでは。
インフルなんて吹き飛ばせ!
な、2巻。 -
保育園描写がおもしろい
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一人息子太郎君の一歳のお誕生日。奥さんの花歩さんに育児を通じた成長を認められたアスペルガーのプロチチ直は、専業主夫から一歩踏みだし、仕事に復帰しようと模索を始めます。
一巻では「赤ちゃんと一緒にいる」ことで、一度は疎外された社会に再び受け入れられた直ですが、今度は仕事への復帰というさらに高いハードルに挑みます。
という内容ではありますが、この巻での直は恵まれすぎです。
復帰した職場はアスペルガーの特徴を発揮しつつ、なおかつ読書という直の趣味が生かせる書店ですし、職場の上司(書店の店長)と同僚は、奥さんの花歩さんと同様、直の性格とその長所短所にとても理解があります。
この巻でも直のアスペルガー的なエピソードがたくさん語られます。でも、そんな温かい職場ですから、それらのエピソードは、一巻で語られたような、アスペルガー当事者が原作を書いたのではないかと思わせるような生々しいものではなく、どちらかと言えば教科書的です。
「教科書的」な展開が増えるにつけ、生々しさに欠けるが故のつまらなさのみならず、説教臭さが増してくるのではないかと、ちょっと心配になります。
『フルタイムで夜遅くまで働く「母」と子供を保育所に預けてアルバイトをする「父」、ジェンダーを入れ替えてみたら今の日本の働き方が抱える問題点が…』なんてことが帯に書かれるようになってしまったら、この作品はもう胡散臭くて読めたものではなくなります。ここまで直のアスペルガー的言動に大きくうなずきながら楽しんできたのに、三巻以降がそんな展開になってしまわないよう、切実にお願いします。 -
専業主夫っていうのを一度でいいから腰を据えてやってみたい。
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育児モノでも設定が新鮮というか面白い。
直のバイト先の人たちもみんないい人で
読んでて気持ちがほわっとする。
2013.1.17読了 -
太郎も遂に保育所へ。
そして、直の再就職先が書店ってことで、更に物語に深みが。
編集者である花歩との間に生じるオシゴトもんだい。じわじわ来る。
SFネタには思わずニヤリ。
育児モノなれど、お父さんはASってな設定が一味違う読後感をもたらしております。 -
設定の奇抜さが光ってます。
アスペルガー症候群の父が子育てに奮闘する話。
変にお涙頂戴や苦労話に走らないとこが非常に良いい。
我々が普段できない視点からの物の見方が新鮮で良いですね。