昭和元禄落語心中(4) (KCx)

著者 :
  • 講談社
4.15
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本棚登録 : 1909
感想 : 104
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063806311

感想・レビュー・書評

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  • 八雲と助六の因縁は、先代のときからだったなんて…。助六が落語の表舞台から退いてしまったのが悲しい。みよ吉にはがっかり。結局菊比古を忘れられないんだよね…。
    そして、小夏がかわいすぎる。

  • 尊敬してるし、疎んでもいる、落語家としての根っこであり、個人として素が出せる。二人の関係絆の深さと、これから起こるであろう悲劇を思うと…とても苦しいです

  • 助六の波紋はショックでした。みよ吉さんと暮らしたのに
    びっくりです。

  • 落語界の名跡の重さがこの巻を通して強く伝わってきた。
    名跡を渡す者、受ける者の複雑な気持ちが代々重ねられて、芸風が維持されていくのだろうか。

  • 先代が亡くなるくだりと、そのあと高座に上がるシーンに胸を打たれた。巻を追うごとに魅力が分かってくるようなお話ですね

  • 20130915読了

  • 八雲と助六 7代目から続く因果応報にして因縁深い名なのだという意味が解る

    落語の魅力は、噺家の人としての魅力なのだなと
    落語を大成させるためには、自分の全て――精神から人生すべてをかけるものなのだなと、凄さを想う

  • 助六の凋落ぶりが痛々しい。そこへ出かけて自分の落語のために落語をしろという菊比古。それでも客の顔が見えないという助六の心にふたたび火をつけたのは、小夏の存在だった――

  • まだ小さかった頃の小夏と菊比古の描写でほっこりできたけど、次の巻あたりでたぶん辛い事が起こるんですよねえ……。
    みよ吉は、どうしようもない母親だけど、最後の『やっと来てくれた』にはぐっときた。

  • 助六と菊比古の組み合わせが好きすぎる。
    助六を連れ戻しに来た菊比古と助六が二人で落語するところは贅沢すぎてぞくっとしました。
    小夏、いい環境で育ったなあ~

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著者プロフィール

漫画家。2008年、短編『窓辺の君』でデビュー。2010年より初の長期連載『昭和元禄落語心中』を「ITAN」(講談社)にて執筆開始。2014年第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第38回講談社漫画賞・一般部門を受賞。2017年手塚治虫文化賞の新生賞を受賞。同作完結後は三浦しをん原作の『舟を編む』をコミカライズ連載中。そのほかBL作品を多数発表。

「2017年 『落語の入り口』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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