- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063806311
感想・レビュー・書評
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色々な人の想いがあふれすぎてて一度読んだだけでは掬いきれない。
ああしかし菊比古さんの噺する姿はほんとうに鳥肌が立つな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
相変わらず独特の美しい雰囲気を漂わせる。
みよ吉が二人の歯車を狂わせた感がすごい感じられた。まぁもとはといえば師匠が原因ではあるけど笑
けど、その師匠もいなくなって菊しゃんの落語がさらに研ぎ澄まされた。 -
マンガという媒体で、これだけできるのっ!?と、オドロキモモノキ。艶ぽかったり、狂気じみてたり、愛情深かったり。紙も、手ぬぐい同様に使い手次第で見え方は実に多様なんだ。
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第4巻。
田舎でぐずっている助六の背中を叩き、庭先で小夏を前に底抜けに明るく『野ざらし』を演じる菊比古と助六の2人は本当に生き生きしている。その分、この2人にこの先何が起こるのか想像しきれない。
落語に生きる人々というより、落語の作品そのものを描いているかのような本作品。次巻で『八雲と助六篇』完結。 -
「因果応報」。この言葉に集約されている。運命論的な考え方はあまり好きではないけど、やっぱり、まわりまわって起こることはあると思う。
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菊比古の孤独。 落語と心中するための、落語と添い遂げるための孤独。 助六が去り七代目が亡くなり、菊さんはまた一歩孤独に近付いた。
そんな形でしか落語と向かい合えない菊さんが、自分の芸のために助六を求める。
「お前しか居ないんだ」と誰かを求めることも誰かに求められる事も、ツラくて痛くてこんなにも幸せだ。
この巻だけの終わりを言えば、先行きは明るいハズなのに…。 助六の覚悟とみよ吉の未練が、小夏をどう変えてしまうのか。 続きが気になるけど、いまが穏やかに幸せそうなので、先を考えるのが恐ろしい。 -
菊さんの色っぽさにやられます。とくに叱り方が色っぽいです。続きが気になります。
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これは最高でした。