昭和元禄落語心中(5) (KCx)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1712
感想 : 89
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063806700

感想・レビュー・書評

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  • 八雲と助六篇があっさりと終わり、シーンは現代へ。
    みよ吉がいつも誰かに依存して生きている危うさを菊比古は見抜いていたのに、最後は人の脆さが出てしまい悲しい結末に。与太郎の明るさに救われる。

  • 若い師匠かっこいい

  • ようやく落語の座についた助六に安心する菊比古。一方、菊比古に会うためだけに姿を現したみよ吉。それは不幸な事故であり、緩やかな自殺とも言えなくもない出来事だった。

    遺児となった小夏を引き取り東京へ戻った菊比古は終わらせるために、八雲の名を継いだ。


    時間は戻り、与太郎がいよいよ襲名披露が近付く。与太郎が襲名に選んだ名は師匠のそれではなかった。
    小夏がシングルマザーになってたりなんだかんだですな。

    師匠の墓前に現れた助六にしか本当のこころをぶちまけられない八雲の姿が痛々しい。きっとそう思われることすら八雲師匠には鬱陶しいのだろうけども。

  • 借り物

  • 落語を勉強できる漫画。

    読み物としては、表現したいこと、頭の中にあるイメージを、まだうまく描き表せてない感じ。もがもが。

  • 久しぶりに続きを読んだらやっぱり面白くて、落語が聞きたくなって、なんだこの漫画は!って感動しております。

    人間関係や展開にまったく無理がなく、なるべくしてこうなっている感がとても気持ちいいです。
    久しぶりの与太郎の登場もとっても嬉しい!

    助六との回想してる間にずいぶん年月が経ってるのね?
    10年くらい弟子として修行してたことになるのかな。

    与太郎がこれからどんな風にみんなを幸せにしていくのか楽しみです。

    ちょい役の松田さんにも愛を感じる描き方、それでいて出張りすぎない描き方にもとても好感が持てます。

  • ヤバイはまる。まんが熱がこのところ上昇中。

  • あっと驚いた、助六篇の暗転。
    やりきれない苦しさを、
    八雲への憎しみにして突きつける小夏。
    悲し過ぎます。

  • 助六の「芝浜」。客の反応の描写って、大事だなと思った。

  • アニメの続きです。漫画では、今一つ高座の空気感が伝わって来ないなー。

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著者プロフィール

漫画家。2008年、短編『窓辺の君』でデビュー。2010年より初の長期連載『昭和元禄落語心中』を「ITAN」(講談社)にて執筆開始。2014年第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第38回講談社漫画賞・一般部門を受賞。2017年手塚治虫文化賞の新生賞を受賞。同作完結後は三浦しをん原作の『舟を編む』をコミカライズ連載中。そのほかBL作品を多数発表。

「2017年 『落語の入り口』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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