その娘、武蔵(2) (KCx)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 109
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063807899

作品紹介・あらすじ

バレー界の至宝が、なぜ部活を辞めたのか。そして再び始めた理由とは。新生大仙女バレ、始動!!!

武蔵にアタック禁止令!? 大仙、ついに迎える初戦!

体罰問題で廃部寸前だった大仙高校女子バレー部に正式加入した兼子武蔵。顧問は素人監督の山田先生に決まり、初めての大会「春季リーグ」へ。その初戦前日、ミーティングで山田先生は「兼子くんにはアタックを打たないで欲しい」と突然言い放った…!!

バレー界の至宝が、なぜ部活を辞めたのか。そして再び始めた理由とは。新生大仙女バレ、始動!!! 武蔵にアタック禁止令!? 大仙、ついに迎える初戦! 体罰問題で廃部寸前だった大仙高校女子バレー部に正式加入した兼子武蔵。顧問は素人監督の山田先生に決まり、初めての大会「春季リーグ」へ。その初戦前日、ミーティングで山田先生は「兼子くんにはアタックを打たないで欲しい」と突然言い放った…!!

感想・レビュー・書評

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  • 顧問の宮史郎先生(名前なんだっけ)があまりにも宮史郎で、「編集王」の史郎太副編集長が思い出されてしょうがない。

  • 武蔵がスパイクを打つ楽しさを思い出し、やっと大仙バレー部始動!!という感じがしてとても楽しかったです。そしてルナのレシーブシーンの描き方がとても良く画力やっぱりこの人高いなーと感じました。

  • 山田先生いい味出してる。選手、チームのことをよく見てる。というか見ようとしてる。スポーツ漫画になっていく感じではないところが面白いんだと思う。

  • このスポーツ漫画を描くことで通すことで著者が何処に行こうとするのか気になる今日この頃。
    顧問・宮史郎に激似の山田監督が下すアタック禁止令はバレー部監督としての立場ではない武蔵その人を見て成長を導く教育者な目線で、その展開を用意することでまだ不慣れなスポーツ表現の描写にもメリハリの効いた見せ場をつくって補っていながら展開も面白くしている。
    でも、まだまだ人間関係の構築が中心な為、スポーツ部分の描写は少ないが、次巻の重要となる試合展開をどう描くのかが期待も膨らむが予断ならぬ動向。2月か、長いなぁ〜

  • 面白い~。
    るなのくだりは思わずほろり。
    王道スポ根展開で熱くていいですね。

  • 体罰問題で部員大量流出、ギリギリの部員数での再出発、部活やるなんて意味ないと優勝インタビューで嘯いてバレーを辞めていた武蔵の加入。なぜ残ったのか、なぜこのメンバーで勝ちたいのか、前顧問のまだ言ってないこととは、わからない部分を残したまま、勝ち進む大仙バレー部。山田先生の飄々としてるけど、可能な限り限界まで自主性に任せ、問題を解決させ、個々人を、ひいてはチームを強くしようとするところが印象に。

  • 春季リーグを通して、部の雪解けが始まった。大仙バレー部の「呪い」を解こうとすれば、また別の艱難がおそう。武蔵というかなり特殊な女子高生をこの漫画のヒロインにおいているのを心配していたけど、さすが田中先生、武蔵の怪物っぷり(今回は悪い意味で)をちゃんと描いていた。次回どう成長するのか、しないのか、とても楽しみ。

  • 部活動とは何か。学校対抗とはどういう事か。
    これらは体罰問題を機に実際の高校野球でも語られたテーマ、日本のスポーツの問題点。
    田中相さんの真摯な視線でこれらをどう扱っていくか。
    少しずつ見え始めた2巻。

    三好さんは良い話風にまとまったかに見えるけれど、
    強豪校の中にあって今後生まれるであろう気持ちの問題が描かれるのか。
    そこまではフォローしないのか。
    それは学校対抗の日本の部活問題として意識されるのか。

    キャラも漫画も高いレベルで面白いのは絶対に確かとして、
    どこまで突っ込むのか、不安と期待をたっぷり持って続きを待つ。

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著者プロフィール

たなかあい/三重県生まれ。 漫画家。 『千年万年りんごの子』で第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞。 そのほかの作品に、 短編集『地上はポケットの中の庭』、 長編『LIMBO THE KING』『その娘、 武蔵』(すべて講談社)などがある。

「2021年 『怪奇漢方桃印 なかなかやばいの 違反解除湯』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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