- Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063879247
作品紹介・あらすじ
大天使ミカエルの槍の直撃を受けて大けがを負ったマリア。そのうえ戦場の兵士からも暴行を加えられそうになったところへ、イングランドの魔女・ビブが駆けつける。戦争に介入し続けてきた最強にして処女の魔女・マリア、彼女が今必要としているものは何なのか。戦争と大天使にケンカを売り続けた魔女マリアの伝説、ここに堂々完結!
感想・レビュー・書評
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積読一気読み解消。
マリアいい子過ぎて泣けるだよね。。。。天界の神と天使の冷たさというか不条理さ?愛を知らない神たちの遊戯。
戦争を止めるべく奮闘する少女とフクロウたち可愛い。
連載当時石川先生が、フランス軍のモブ一人一人を描き続ける配信をずっと見てたのを思い出しました。手書き原稿すごいです!
原画展も行ったなぁ。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
メンタル的に来ているようで大人買いの一気読み。泣いた!
ああ、もう戦争なんて犬に食わせてやれとか思ったよ。
こういう本を自由に読めるって本当に幸せだと思う。
マリアの可愛いこと、そしてビブがかっこいい! -
最初はお色気要素がある魔女ものってどうなんかなーって思って読み出したけど、
壮大なテーマを誰も悲しまない形で面白くまとめ上げてて、すごい漫画でした
これで、もやしもんの終わらせ方がすごく期待できそうな気がする -
愛とはなんぞや。家族、性、隣人、神それぞれの愛だって自分に愛がなければ追い求められないものなのかなと小一時間読み終わって考えました。
自分の幸せ。今巻ではマリアは自分が幸せであるからこそ誰かの幸せを守れることを知ります。愛がない状態で愛を求めても掴めない。自分の力で戦を止めてきた彼女もある意味で未だ人間の愛の力を疑い続ける存在でした。しかし、今巻で彼女は「神様は心のなかにぐらい」というセリフを言います。このセリフには神に頼らずとも人間たちで解決できるだけでなく、魔女すらもいらないことが示されています。人が愛をもって行動すれば、超常の力さえはねのける神の使いにも矢が届く。愛の力ってのはこんなにもすごいものだから、まずは自分が愛を知って、なんとなしにそれを家族や恋人、隣人に分けれることができれば人類皆もれなくハッピーになれる。そうした大事なことがしっかり描かれていました。
自分のモヤモヤした悩みに答えをつけたマリア。少女から母へと三段とばしで行き着きましたが、その答えをどこまで貫けるかもこれからに期待するところです。第二部なのかそれとも外伝なのかもわかりませんが続編もやるようですし、希望を守るための終わらない戦いもちゃんとやってくれるんですかね。今思うにこの話って石川先生がカタリベでやりきれなかった部分も大いにあるんじゃないかなと読み終わって思いました。やっぱり人間愛だよ愛。 -
それでいいのかwwwと言わざるを得なかったが、エゼキエルがかわいいので何も問題はなかった。まあ、ウダウダした流れで終わるよりはいっそ清々しいのかもしれない。
しかし、巻末の2015年企画とは…終わり方的に続編というわけでもないと思うのだが。 -
完結! 泣きそうになった!
そうだよね、自分が幸せを知らなければ、人を幸せにすることなどできはしないのだよね。
ビブ、なんという姉御肌….うっうっ(泣)
そしてそして、ジョセフがここまでやる子だとは!
マリアとその家族に幸多からんことを!
100年戦争についてちょっとは調べねばな…… -
面白かった。もっと読んでいたかったが、短くまとまっていてきれいだなとも思った。ビブの不器用さが好きだな。なんだかめちゃくちゃ泣いてしまった。
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完結! エゼキエルはミカエルの槍となってもマリアの味方だった。結局マリアとジョセフは相思相愛。ジョセフの放った矢がミカエルを射たシーンは感動的。最後は、やっぱり魔女の力を失っちゃったんだよね。大団円だが、少し残念でもある。「魔女の宅急便」のようにマリアなら人間と共存できる魔女になれそう。
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魔女システムがもっと知りたかったなあ。
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戦火鳴りやまぬフランスを舞台とした、魔女と人と神との物語。いかにも男子読者向けな描写や設定を抱える一方で、話の展開は重く、様々な問いをキャラクターに、そして読者に投げかけてきます。
宗教とは、愛とは、そして幸せとは一体何なのか。終盤で示された道筋はあまりにも単純で、某登場人物の言葉を借りれば「そんな答えにたどりつく為にこんな大騒ぎしてたんですかっ」と言った所ですが、このあっけらかんとした転回もまた本作の魅力かなと思います。
最後まで読んでない方には到底信じられないでしょうが、ミカエルちゃんがちょっと可愛らしくて好きです(笑)。 -
★5!とてもよかった。少し心残りは、ふくろうちゃん達かな~。なんだか寂しい。
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人間の業とか、もっとダークなものを期待したので個人的には期待外れでした。
読んだ後もすっきりするし面白いは面白いです。 -
アニメでは話の面白さに引き込まれたが、漫画では絵の美しさに見とれる。
やっぱりぽっぽちゃんが一番いいねー。 -
アニメ視聴後に一気読み。読み直してみると今後ばら戦争をにおわせる発言がビブにあるのはアニメ版になくて面白い点だと思った。
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神様相手に喧嘩売ってでも譲らなかったマリアが、実はたったひとりの人を戦に取られたくなかったっていうのが何故かストンと納得出来て、良い結末であったと思います。いやこれ、意訳しすぎか?笑
もともと宗教を扱う上で、哲学的であるとか小難しくなる感じがあって、その分石川先生の絵柄は重厚かつ繊細で素晴らしいと感じました。
レビューになかなか出てこないけど、わたしはジョセフが大好きです! -
もやしもんもそうだったけど、たくさん考えた結果とてもシンプルであたりまえで大事なことを結論にしてくれるから気持ちいいしとても好きです
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堕天と告知のシーンでほろっと泣いた。ビブがいい奴すぎる。百合本ください!(ダメなこ)テーマがストレートで、3巻というボリュームも考えると勢いで読めるから、とてもいいと思う。
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壮大なテーマを扱った割にはそうくるかのオチ。でもなんかホッとして納得。
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1~3巻まで所有。
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神は薄情だ。それでも人は祈る。
信仰の違いでいがみ合ったり、戦争の大義に利用されたり、神は厄介者だ。でも無信仰な自分でさえ、正月には初詣、お盆には墓参りに行くし、生活に根付いていることを否定はできない。神は世界を救わないけど、人の心を少し幸せにすることぐらいはできるのかもしれない。
実現不可能な世界平和より、自分の幸せを取った魔女マリア。それで良いんじゃないかな。
人は愚かで争ってばかりいるけど、結構しぶとく生きていくと思うよ? -
2巻では、正義とは何か、神とは何か、世界の中で自分ができることは何なのかという重いテーマを扱い、この先どうなるかと思いましたが、まさかの最終巻。
急展開です。
そして、まさかの大団円。
信じた者に裏切られ、仲間も窮地に陥り、一時はどうなることやらと思いましたが、ハッピーエンドで本当によかったです。
幸せとは何か。愛とは何か。
深いテーマですが、ひとつの真実が見えた気がします。
2015年のNext Stageが、非常に楽しみです。
限定版の絵本も、とてもよいです。 -
そうかーそう終わったかぁ…。
でもマリアもみんなも、一人ぼっちじゃなくてよかった。マリアのもとに生まれてくる命が、生まれ変わりだ、っていうのも良いな~。
みんな幸せに生きてほしい。戦争するより全然いいよー。 -
完結
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完結編。
これで終わりと知った時には、どうやって終わらせたんだ?と感じていたが、読んでみると"ちょうどいい"必要十分な内容かも。
幸せをしってるからこそ人に幸せを与えられるのよ
ビブはいい奴だねー。 -
完結巻。
純潔とかわかるけど、神の解釈とかやりすぎ。魔女と人との話に終始すればいいのに。で、百年戦争は? -
血みどろの百年戦争を止めさせるために人間界に介入する魔女と、それを天上の教会に背き理に反する禁忌として阻止しようとする大天使、地上から天上までを巻き込んで広げた大風呂敷も3巻でささっと畳んで完結。その決着、回答はあっけないといえばあまりにあっけない形でつけられたけど、たしかにこれしかない終わり方で大団円(あとはみんな死ぬしかないと思う)。石川雅之といえば「もやしもん」が代表作だけど、こういうスケールの大きなスペクタクル巨編こそおもしろい。未完の大作「カタリベ」なんかまじでおもしろいので、ぜひ再開して欲しいのだけど。
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絵だけじゃなく頭のなかもすごい人なんだな。
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面白いけど、なんかその選択に対する周りの反応がいまいちピンとこないというか、なんだろう、困ったな。
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購入して読み。
最終巻なのを知らずに読んでいたので、「えっ終わりなの」という拍子抜け感が少々あり。
歴史的背景・宗教的背景を知ってたらもうちょっと楽しんで読めたかな。