きのう何食べた?(9) (モーニング KC)

  • 講談社
4.07
  • (173)
  • (239)
  • (129)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 2505
感想 : 145
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063883664

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 9巻。シロさんとケンジの穏やかな日常の背景で、2人は着実に年を取り、現状や今後のことに悩み、決意し、歩調を合わせて前に進む。そんな2人に毎回癒され元気づけられる。
    彼らを囲む友人たちも良い距離感。シロさんとケンジにはジルベールみたいな小悪魔スパイスも必須。今回も良い味出してます。
    そして本作も冷蔵庫の常連たちで作れる手軽でおいしそうな料理が目白押し。おいしい本とはまさにこのこと。

  • いい夫婦具合に拍車がかかってきた、しかしタブチ君の趣味がよくわからない。笑。

  • 小日向さんのバターはやっぱりエシレなのね。ワタルくんの高笑い最高wさすがジルベールw

  • シロさんも50歳かぁ。歳をとっていくのがすごくリアル。お正月を大事な人と過ごす、1年1年を大事にすること、しみじみと大切に感じるなぁ。

  • シロさんかっこいい・・・!って初めて思ったかも。(笑)
    っていうのも、相方を実家に正月に連れて帰ると、母親の具合が悪くなるからやめてほしい、と言われたことに対して、「それじゃぁ自分も帰らない」と真っ正直に親に答えたところ。
    マイノリティであることは、連載当初彼の中で隠したいこと、隠すべきことだったのが、だんだんと変化してきて、(外出したり旅行したりと) 少なくとも相方の存在自体を恥ずべきことではないし、そこを否定されたら自分も戦う、と、外に対して断じることができるようになったのは、えらいな、すごいなと。
    愛されてるよ~?

    ジャガイモのグラタンやカルボナーラ・・・などなど料理もおいしそうでしたが、なによりいいなぁと思ったのは、その姿勢なのでした。

  • シロさんが五十歳! 押しも押されもせぬ中年だなあ。そりゃ老眼にもなるでしょ。親も病気するよね。でも毎日ご飯は食べるわけで、できれば安く手早くおいしく食べたいものだ。男性・ゲイ・弁護士・節約好き・アイドル好き…、毎日料理をしていること以外、自分とは何一つ共通点がないけど、好きだなあ、シロさん。

  • 今回も美味しく読ませていただきました!
    お料理への情熱が冷めてきた時こそ、これを読むチャンス。
    やたら、きちんとしたものを作りたくなる。そして、お料理をおざなりにしていたことを反省する。
    愛する人のために、将来のことも考えて節約し、美味しいお料理を作る。こういう当たり前だけど、毎日していると気持ちが薄れてきてしまうことをもっと大切にしなくちゃ、と思う。
    ちゃんとしたご飯を食べてもらう、ということ以上に愛するってことを表現するのって逆に難しいと思うのです。
    でも、こうやってやる気が出た時に限って、帰りが遅くておつまみだけで良かったりするのです。

  • シロさんが50歳…!いろんな意味でびっくり。見えないくらい若々しい、というのと、連載始まってそんなに経つのか、というのと、あとは一応この作品をBL要素ありとみなした場合、主人公が50歳(受)のBLってすごいなというのと(笑)。でもケンちゃんのために帰省を断わるシロさん男らしかった。

  • 水は入れずにこのまま野菜の水分だけで煮上げれば夏の常備野菜ラタトゥイユの出来上がりだ ズッキーニってちょっと前までお洒落野菜だったのに最近は夏場1本100円を切るから凄く助かるぜ

  • 自分が正直、実家が嫌いなんで、お正月だからって実家に帰る必要ないよと思う。ケンジを選ぶシロさんは素敵。

全145件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

東京都生まれ。代表作の『西洋骨董洋菓子店』は2002年、第26回(平成14年度)講談社漫画賞少女部門受賞。2006年、第5回(2005年度)センス・オブ・ジェンダー賞特別賞、第10回(平成18年度)文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。ほかの作品に、『大奥』『フラワー・オブ・ライフ』『愛がなくても喰ってゆけます』『愛すべき娘たち』『こどもの体温』などがある。


「2022年 『きのう何食べた?(20)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

よしながふみの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×