- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063951417
作品紹介・あらすじ
巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は、巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが、名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の闘いが始まってしまう。
王の命を受けた中央憲兵により、身柄を狙われるエレンとクリスタ。暴走する王に対し、調査兵団はついに王政打倒を決意する‥‥!! だが、調査兵団に対する最強の刺客、「対人制圧部隊」の魔手がその目前に迫っていた!!
感想・レビュー・書評
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王政打倒を決意した調査兵団。だが、エレンとヒストリアが中央憲兵によって身柄を拘束されてしまう。殺人の濡れ衣を着せられて追い詰められていく調査兵団。巨人ではなく人との戦いが本格化していく!
調査兵団には力があれども、武力を使った革命では人々はついてこない。狭い壁の中で分断して血が流れるだけ。ピクシス司令とエルヴィンの会話は静けさの中に不穏さが滲み出ている。父の死がまさかあそこで繋がってくるとは…。リヴァイとハンジに拷問されるサネスの絵面がシュールすぎる。拷問される側が「拷問ならせめて何か聞け!!」は笑った。正義があると言いながら、あんなブラフで口を割るとは──ニック司祭の剥がされた爪の垢でも煎じて飲ませたい。
「僕らはもう犯罪者だよ 今相手にしている敵は僕らを食べようとしてくるから殺すわけじゃない 考え方が違うから敵なんだ…もしくは所属が違うってだけかもしれない この先そんな理由で…人の命を奪うことになるかもしれない…僕らはもう良い人じゃないよ」
「こういう役には多分順番がある…役を降りても…誰かがすぐに代わりを演じ始める どうりでこの世からなくならねぇわけだ…がんばれよ…ハンジ…」
アルミンやサネスの言葉が心を抉ってくる。ここから先は巨人ではなく人が相手になる。巨人が敵だった頃よりも残酷な現実が待っているのだ。投入される対人制圧部隊。立体機動と銃を使い、人を殺すために技術を研ぎ澄ませた精鋭。対巨人の立体機動がこんな扱われ方をするとは皮肉すぎる。しかもそのリーダーはリヴァイの師匠!対巨人最強VS対人最強の町中バトルが開幕する!どんなに追い詰められようが、やるべきことに変わりはない。
「もうあんた達は負けたんだ!!敗者なんだよ!!」
「何言ってんの?調査兵団は未だ負けたことしかないんだよ?」
心臓を捧げよ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前々から感じていたことだが、キャラクターの言動が妙に芝居がかっていて、不自然に感じることが今巻も多かった。
また作画がいまいちなためか、今巻のイカレたキャラクターを表現したいのだろうと思わしき描写が単にシュールな画になっていると感じた。 -
笑える拷問シーンは初めてでした、やってる事はとてもえげつないのに何故だか面白い。分隊長最高です。
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巨人が全然出てこない巻。
捕食シーンがないだけに安心して読めるんだけれども、
何か物足りなさを感じる自分に、少しだけ怖くなる( ̄ー+ ̄)
人vs巨人より、人vs人の方がオソロシイですね。
それにしてもハンジさん…拷問、楽しんでる??(笑)
今まで張り巡らされた伏線を少しずつ回収しつつ、
段々とこの狂った世界の核心に迫りつつあります。
続きが楽しみ!! -
ケニーさんとかいうとってもおいしい設定のキャラが登場。
ああ…そんな過去を…ありがとうありがとうケニー。うん…そういうの…そういうの知りたかった…!
アルミンの印象はわりと1巻から変わってないので問題ない。
裏表紙のハンジさんカッコイイって言おうと思ったけどやっぱりこわい。 -
なかなかキャラと名前が一致しない。
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2:24:58.84