聲の形(6) (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 71
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063952216

感想・レビュー・書評

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  • 表紙のイラストがその巻の内容を反映させてるんだね。
    硝子の聞こえる言葉の世界の表現も良かったです。

  • 表紙からして何が起きるのか不安な気持ちがありましたがなるほどそういう流れで今回は進むのかと納得しました。
    今までとはまた違った視点で話が進み、より西宮をはじめとした他のキャラクターの考えていることが浮き彫りになっていました。5巻が衝撃的だった分今回はラストにちょっと光が見えている気がします、今後彼らがどう歩みを進めてゆくのかがとても気になります。

  • コンクリートみたいだったし、歪んでもいる毎日だったし。

  • 本巻は表紙を見せられただけで不安に。
    まいった。そうか。そう来たか。
    本編を読むに至ってはさらに不安に。
    この世は不完全な人間ばかりたということを再認識させられた。

  • 西宮さんのピンチには必ず石田くんに通じるんですね。
    今回も重かった。
    もう何だかいろいろ巡り巡ってる。
    今回は、真柴くんが石田くんに近づいた理由も、彼の心の闇や傷なども分かった。
    やっぱり彼もどっか歪んでるのだろうけど、いじめっこをやっつけようという気持ちなんかは正しくありたい。
    自分はまともだって思いたいがための行動なのか?
    あの石田くん達の小学校の時の担任
    あいつは本当に嫌なやつだけど、案外先生も何かあるのか真柴くんよりな歪みがあるんですかね?
    こうなると、石田くんが今は一番まともにみえてくるんだけど、まだまだもがき、苦しむことになるんだろうね。
    今度は石田くんをいじめていた島田くん達のことでいろいろありそう。
    7巻もドキドキしながら楽しみにしてます。

  • 表紙から将也がいなくなって、将也が不在の6巻。
    結弦の趣味は、硝子を思ってのことだったと知って胸が苦しい。
    一人ずつスポットがあたる話があるけど、川合さんがよくわからなかった・・・。

  • 硝子ちゃんを助けた拍子に、川へ落ちてしまった将也。
    というわけで今巻は、将也が寝てる間に周りが動く話。ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿

    今回のことで、以前硝子ちゃんが植野さんに送った手紙の内容が明らかに。
    小学生当時の気持ちを、今は高校生になった人が言葉で再現しようとしてるんだから、あれが硝子ちゃんの精一杯だったんだと思う。
    一方、結弦がこれまで撮った写真に込めてきた、姉への切なる願いも判明。
    結弦が硝子ちゃんへ伝えたい気持ちを表した結果だったんだけど…写真が持つメッセージ性も、すべては受け手次第だったのかなと思うと、胸が痛い。(- -、)

    将也の入院(とその経緯)を知ったからなのか、壊れてしまったものを直すために奔走する硝子ちゃんに感化されたからなのか…みんな自分に何が出来るか考えて、行動せずにはいられない!
    でも川井さんだけは、ずっと「悪いのは私じゃない」って意識のままだから…成長という意味での変化は、まだ彼女には見られない。┐( ̄~ ̄)┌

    そしてやっぱり、硝子ちゃんの世界は不安定で、想像するのが難しい。
    いつでも「自分が悪い」と思い込んでしまう彼女も、ある意味、あの頃から変われずにいたうちの一人だったのかも。

    将也はこの5年間で、確実に変わったと思う。
    硝子ちゃんの聲を聞きたかったのと、自分の聲を届けたかったのと…たぶん、両方の気持ちで。

    あの筆談用ノートは、誰かに沈められては拾い上げられてきた。
    最後には、硝子ちゃんでさえ拾うことをやめてしまったけれど。
    だけどあの日、そのノートを携えて、石田将也は現れた……西宮硝子に会うために。

    さて次巻☆
    硝子ちゃんの聲が届いたのかどうかは定かでないけど、目覚めた将也は何を想うのか…?

  • 今回は人物を替えての章立て表現に舌を巻いた。感情、感情以前のものを見事に表現していて、すごい物語だなと思わざるを得なかった。

  • 慢性鬱みたいな漫画だ。

  • イジメにあう感情とか、怒りの感情のようなものが、デフォルメなしで遠慮なく描かれている。

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著者プロフィール

岐阜県生まれ。2008年、『聲の形』で、週刊少年マガジン新人漫画賞に入選。2009年『マルドゥック・スクランブル』(沖方丁/原作・『別冊少年マガジン』連載)でデビュー。『聲の形(全7巻)』は入選作をリメイクした形で2013年から『週刊少年マガジン』に連載され、大ヒット。『このマンガがすごい!2015』(宝島社)のオトコ編で1位に選ばれ、2016年には劇場版アニメに。2014年、大垣市文化連盟賞(生活文化部門)受賞。2015年、 手塚治虫文化賞新生賞受賞。第12回 大垣市民大賞受賞。現在、『不滅のあなたへ』を『週刊少年マガジン』に連載中。

「2019年 『小説 聲の形 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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