聲の形(6) (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社
4.18
  • (147)
  • (145)
  • (62)
  • (5)
  • (3)
本棚登録 : 1765
感想 : 71
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063952216

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「神さま どうか もうひとふり 俺に力をください」。過去のトラウマから、仲間たちを拒絶し、壊れてしまった将也の世界。その責任を感じた硝子は、自ら命を絶とうとする。止まってしまった2人の時間。明らかになる、仲間たちの思い。バラバラになった心と体を繋ぎ合わせる術は‥‥。(Amazon紹介より)

  • 総評は7巻にて。

  • この漫画家さんのバトルは痛そう。扉絵の5人で展開。やっぱり石田がキーマンだってことがはっきり分かる。子どもであり大人であり、子どもでなく大人でない、この年代の若者だからこそ、歯止めを取っ払った状態での、これくらいの荒療治が「地固まる」の状態に持っていくためにはどうしても必要だったのだと思う。

  • それぞの想いが分かり、心がイタイ。

  • 石田のお母さんが気丈だなと思った。でももう植野さんホント無理。見てられない。痛い。人のこと平気で殴れる神経っておかしいと思う。病室にたてこもってるのも何様?というか、どーゆう立場でそんな事してるんだろうって全然理解できず。川井さんも気持ち悪い。ホント外野は黙って西宮さんと石田くんの話でいいのになぁ。

  • 植野〜せっかく見直してたのにまたもやバイオレンス植野に…。怖いよこの子。
    川井さんも怖いし…。
    リア充組は病みすぎでしょ。
    西宮さんなりに行動してて偉いと思うけど映画どうなるのかな。

  • 過去のトラウマから、仲間たちを拒絶し壊れてしまった将也。
    その責任を感じた硝子は、自ら命を絶とうとする。
    止まってしまった二人の時間。
    明らかになる、仲間達の思い。
    バラバラになった心と体を繋ぎ合わせる術は…。

    ここにきて表紙から将也が消えるという…不吉な。
    前回のまさかのラストから、さらにまさかの展開に転んですごい驚いた。
    将也まさかそんな…。
    そして硝子母の土下座、そりゃあ…なるわ。
    植野もブチギレで、まぁさすがに将也に恋心抱いてる身としてはそりゃあ腹が立つだろうけど、さすがにやりすぎ。
    そしてまた無表情で平手打ちかました硝子母も、気持ち分かるけど手を出すのはまずい。でもお母さんかっこいいとも思ってしまった。
    将也が眠ってしまったので、この巻は主にみんなの心情がメイン。
    佐原さんはすごく頑張ってて、えらい子だと思う。逆に川井さんはマジで無自覚にやってるみたいですごく不快だった。ちょっと自覚したみたいだけど、でも小学校時代の事を全く自分に非はないと思ってたあたりヤバい。
    植野は小学校での事でそうとう硝子に対しての感情が拗れてて困る。色々突っかかるならまず正面から告白すりゃいいのに。それが出来ないからまた拗れてるんだろうけど。
    とりあえず最後に将也が目覚めたのでひとまず安心した。

  • 川に飛び込む。
    それは生まれ変わるため?

  • 将也の事件のあと、登場人物に内面を語らせます。きれいごとだけでは済まない内面が浮き彫りになります。でも、そこに向き合うから、乗り越えていけるのでしょう。川井の内面は意外です。あんな子も確かにいますね。植野は暴走するのでしょうか?ところで、硝子は自分ではい上がったのですか?

  • 1巻から描かれていた「川へダイブ」という描写がこんなにも残酷に……。
    石田の意識が戻らない中でどうするべきか葛藤する周辺人物のキャラクターが丁寧に描かれている。歪んだ価値観があまりにもリアルで読んでいて苦しくなったくらい。硝子の世界観は新鮮でした。

全71件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

岐阜県生まれ。2008年、『聲の形』で、週刊少年マガジン新人漫画賞に入選。2009年『マルドゥック・スクランブル』(沖方丁/原作・『別冊少年マガジン』連載)でデビュー。『聲の形(全7巻)』は入選作をリメイクした形で2013年から『週刊少年マガジン』に連載され、大ヒット。『このマンガがすごい!2015』(宝島社)のオトコ編で1位に選ばれ、2016年には劇場版アニメに。2014年、大垣市文化連盟賞(生活文化部門)受賞。2015年、 手塚治虫文化賞新生賞受賞。第12回 大垣市民大賞受賞。現在、『不滅のあなたへ』を『週刊少年マガジン』に連載中。

「2019年 『小説 聲の形 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大今良時の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×