未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること (講談社現代新書)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065117682

感想・レビュー・書評

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  • <虚>
    『本の雑誌』に載ったシーナ兄ぃの記事を要約すると「とことん暗い内容・・・」

    内容はなんだか暗いだけでなく,全く独りよがりな空想劇だと思う。

    「○年度は○年度の何割増し」とか「何倍増し」とかそんなデータばかりが並ぶw.

    さらに可笑しかったのは「高齢受刑者に占める女性の割合が,○年比○倍と顕著な伸びを示している」というくだり.こういう悪化する事を云う時は普通「伸び」とは言わない.

    著者はどうやら算数や統計は得意だけれど,国語系は苦手な様子だな(と,又笑う)

    ((あ,また悪口を書いてしまった.すまぬ。m(_w_)m))

  • 他の二冊と一緒に一気に読み終わりました。

  • 1に引き続き、2を読破。
    読めば読むほどデスパレート感しか感じない。ただ著者も述べていたが技術革新をあまり考慮に入れずに、現状を維持するためには何が起こるのかという未来について語っているため、おそらくここまでひどくはならないかと思われる。どちらにしろ居住区と非居住区の住み分けを行い、その間のロジスティクスを効率化するしかないと思われる。その他のも、日本人全体で、より合理的なディスカッションがすすみ、感情的ではない判断が下されることを望みたい。

    しかし講演会等の後に著者に身近なところで何が起こるかというようなことを聞く人たちは何なんだろうか。色々調べようがあると思うのだが。。後半の自分たちができることに関しては、前著の政策レベルではないのであまり大きな変化を望めない感があるが、ゴミの分別教育と同じように啓蒙していくしかないのか。。

    P.6
    人間というのは”不都合な真実”に直面したとき、往々にして見て見ぬふりをするものだ。それどころか、気休めにもならない楽観的なデータをかき集めて、”不都合な真実”を否定しようとする人さえ出てくる。
    みなさんは、「ダチョウの平和」(注:駝鳥症候群というらしい)という言葉をご存知だろうか?
    危機が差し迫ると頭を穴の中に突っ込んで現実を見ないようにする様を指した比喩だ(実際のダチョウの修正とは異なるとの指摘もあるおうだが)。日々の変化を把握しづらい人口減少問題こそ、この「ダチョウの平和」に陥りがちな難題である。

    P.21
    合計特殊出生率が過去最低を記録したのは、1.26だった2005年のことだ。これに対し、直近の2016年は1.44である。これをもって、「少子化対策がようやく効果を見せてきた」と胸を張って語る政治家や官僚もいる。
    だが、両年の出生率を比べてみてほしい。2005年は106万人2530人生まれているのに、2016年は97万6978人と、むしろ減ってしまっているのだ。

  • 前著は社会全体の変化、本著は個人の生活や個人的に取るべき対応策について書いたということだ。

    影響判断はそうかなと思うが、対応策は、各個人ができるものということもあり、アトキントンが提示するものと比べると、小粒だし、状況を打開するには力不足感を否めない。

  • 個人として未来に向かって対処の仕方が分かった。やはり、働ける内は働く、ということです。

  • 図書館で借りた。早くしないと

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    令和の予言
    http://rimaroom.jugem.jp/?cid=186

  • 良書。
    先行き不安になる。これではだめだ、日本。
    経済より大事なのは少子化対策だな。

  • 少子高齢化がいかに深刻な問題か。地方都市がいかに機能しなくなるか。いや、わかっちゃいるけど、地方にいれば嫌というほど肌身に染みてるけど。それを文字にされるとげんなりして、もう田舎で生きてく力も無くなる。
    これは都市部の人や気力がある人じゃないと読めない。

  • 「少子高齢化」ってみんな口では言って「考えていかなければならない」とも言うけど誰も考えない
    こういうふうに目に見える形にするのは素晴らしいな
    でも前著を読まずこちらの具体論から入ってしまったので、ほんまかいな、感があった
    でも事実なのだろうな怖いな

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著者プロフィール

1963年、名古屋市生まれの作家・ジャーナリスト。人口減少対策総合研究所理事長、高知大学客員教授、大正大学客員教授、産経新聞社客員論説委員のほか、厚労省や人事院など政府の有識者会議委員も務める。中央大学卒業。2014年の「ファイザー医学記事賞」大賞をはじめ受賞多数。主な著書にはベストセラーの『未来の年表』『未来の年表2』『未来の地図帳』『未来のドリル』(いずれも講談社現代新書)のほか、『日本の少子化 百年の迷走』(新潮選書)などがある。


「2022年 『未来の年表 業界大変化 瀬戸際の日本で起きること』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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