花野井くんと恋の病(6) (KC デザート)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065197622

作品紹介・あらすじ

ついに初めてのキスをしたほたると花野井くん。
その帰り道、花野井くんは小学校の頃の「友達」に思いを馳せる。
一方ほたるは、キスに戸惑いながらも花野井くんをもっと幸せにしたいと願うように。
いい彼氏彼女になろうと新たに誓い合う二人の周りには、少しずつ人が増えていって……!?

大ヒット中!
恋がわからない女子×愛が重すぎる男子の初恋ラブストーリー第6巻!

感想・レビュー・書評

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  • と、尊さの、嵐…!!!
    ラスト花野井くんの全開の笑顔に悶えた…!!!

    バスケ試合シーンではこの作品が少女マンガだってこと忘れてた。
    圭悟くんと花野井くんのハイタッチは某名作バスケマンガの名場面すぎるハイタッチシーンすら彷彿とするくらい胸熱だった…。

    6巻のMVPは圭悟くんだよね。
    他の誰かためにあえて「空気を読まない人」になれて、素直に誰かのことを憧れてると口に出せる彼はとても強くて格好良い男の子だ。

    あと何気に好きなのは、ほたるのお姉ちゃんの〈私は好きなことを追い求め この子は好きな人を見つけた そこに優劣なんてない〉というモノローグ。

    恋するのは確かに素敵なことではあるけど、恋愛したかしてないかで人に優劣がついたり、劣等感を感じることではない。フラットで健全な考え方をするこの作品の登場人物たちがみんな好きだ。

    黒江主任とほたるお姉ちゃん、この後もしかしたら接近とかするのかな…?(少女マンガ脳)

    あと改めてこの作品良いなって思うところは、花野井くんの愛の重さにもちゃんと理由があるところ。

    花野井くんは好きな人を何より大切にしたいという行動理念があって(人生の優先順位ともいう)、だから友だちも作らないようにしてる。ちゃんと意思ある人物として愛を持って描かれてる。
    恋を主軸にした少女マンガのヒロインの相手役で、ちゃんと人の人間性やその行動や内面に愛を持って作り込んで描かれてるのって実はあんまりない気がするから、感動する。
    (このあたりで私が思いつくのは矢沢あい先生の作品かなあ。矢沢先生のマンガは恋愛要素だけじゃないから恋愛主軸作品とはちょっと違う気もするが。)
    読者や作者の理想の投影としてのイケメンもそれはそれで良いし大好きなんだけど、それに物足りなさを感じることもある身としては、この作品がちゃんと花野井くんの物語にもなってるところがとても好きだなー良いなーと思う。

  • 初めてキスした後から。

    初々しいなぁ〜
    2回目の時のほたるも可愛かったなぁ〜
    癒される。

    球技大会で花野井もクラスメイトと話すようになって、考え方も少しずつ変わっていきそう。
    高校くらいになると花野井のキャラクターも受け流せる人が出てくるだろうし、今までの価値観だけで生きていくのはもったいないと思いました。

    以前の4コマにしばむーが高校でほたる達といると「楽」と感じてたのに似てるな。
    地味にしばむーて綺麗だなと思ってるんだけど、今後しばむーの話も出てこないかなー

    球技大会ってよく漫画に出てくるけど、とりあえずイベント入れました的なのが多いけど、ここまで花野井の変化に取り入れられるくらいのお話になっていたのがすごいなぁと思いました。
    お話作りが上手いというか。

  • 21〜24話

    物語が少しずつ進みつつ寄り道しつつ、かな。でも寄り道しつつ、ちゃんと伝えたい部分ここかなってわかるっていうか、話数かせぎじゃないんだなーという感じ。

    22話冒頭のエプロン姿の花野井くんがほたるにキスしようとするところが最高に萌える。
    あと23話の球技大会のとこで、圭悟くんたちがスラダン読んでるのさいこう笑

    しかし花野井くんの闇は深いねー。自分だけ愛されたいから自分もそうしたいけど、それだけじゃ無くなってきてる自分がもどかしいってとこかな。。

    しかし圭悟はすごい男だな。。花野井くんがダンク決めて、ハイタッチすることは何度見ても泣ける。あの間がいいんだよなー。

  • 【あらすじ】
    ついに初めてのキスをしたほたると花野井くん。その帰り道、花野井くんは小学校の頃の「友達」に思いを馳せる。一方ほたるは、キスに戸惑いながらも花野井くんをもっと幸せにしたいと願うように。いい彼氏彼女になろうと新たに誓い合う二人の周りには、少しずつ人が増えていって……!?
    大ヒット中!恋がわからない女子×愛が重すぎる男子の初恋ラブストーリー第6巻!

  • 久しぶりのほたるちゃんと花野井くん。
    二人とも本当に可愛い。
    この巻でまたもう少し花野井くんの事を知る事ができる。
    不器用だなぁ。
    推しは一人で十分なので”他のアニメは観ない”とネット記事になっていた
    男の子の事を思い出した。
    推しが増えればそれだけ楽しい事も増えるし、推しが増えたところで最初
    の推しへの愛情が半減がするわけではない…個人的にはそう思うけど、
    ほたるだけでいいと思う花野井くんと、推しは一人で十分という男の子の
    気持ちもわかる気がする。
    そんな花野井くんを理解しようと努力して、真剣に考えて助言なり自分の
    考えを伝えるほたるちゃんが優しくて、存在が暖かい。
    そういう二人を見てると、やっぱり考えてしまう
    花野井くん、今までどんな恋愛してたの?!

    ほたるちゃんのお姉さん、面白い!
    アニメが本当に楽しみ。

  • 花野井くんがほたるちゃんを通して少しづつ他の人にも心許してるのが可愛くてよかった。
    最初重すぎて怖かったけど少しづつ和らいできたかも

  • 球技大会!!
    とか、青春イベントぽいな。

    お姉ちゃんと黒江さん、なんかないのかな。

  • 21話〜24話収録。
     花野井くんの回想から始まり、花野井くんがなんでここまでほたるちゃんを溺愛するのかや、今までの細かいエピソードについて紐解かれていきます。
     この巻のメインの球技大会も、ほたるちゃんのためにとがんばる花野井くんだけど…?

    21話:5巻の続きから、花野井くんの回想シーン。
     あなたそんな昔からストーカー気質だったの…(笑)。というのは冗談(?)で、学校でも(当時お世話になってたおばあちゃんの)お家でも、居心地悪そうな幼少期の花野井くん。
     あの公園で、“友達”と、そしてほたるちゃんと会っていたんだね。
     バレンタインの時(3巻11話)に出てきた“自己紹介カード”、すごい重要アイテムだった!
     花野井くんの名前が5巻まで出てこなかったのは名前呼びのインパクトのためかと思ってたけど、3巻と間を空けたかったから?とか、花野井くんがほたるちゃんの誕生日やおいしいもの食べるのが好き(肉まん、クリスマスフェア)って知ってたのはこういうことだったのか~と、全部じゃないけど、だいぶ謎が解けました!
     元々の家庭環境から来る寂しさ+あの事件の時勇気がなくてほたるちゃんを助けられなくて、一度は諦めて封印していたほたるちゃんへの気持ちが、思いがけず傘を差し出してもらえて、声をかけてもらえたら…そら恋に落ちますわ。傘は理由というよりきっかけだったんだね。
     花野井くんは昔ほたるちゃんを助けられなかったことを後悔していて、いつかはそれを言わなくちゃと思ってるのか…。ただ初恋が叶って幸せ、だけじゃ終わらない作品だな…。

    22話:花野井くんは黒江主任と、ほたるちゃんはかがり姉さんとお出かけした帰りにばったり遭遇…というお話。
     ほたるちゃんの見た夢がかわいい…。星のヘアピンつけてる…かわいい…。
     花野井くん、黒江主任とだいぶ話せるようになってる〜。なんか不吉な感想だけどw
     かがり姉さん、経験なくてもアドバイスが当たってるのすごいw
     ほたるちゃんにかがり姉さんを紹介されたときの主任と花野井くんの反応が違うのが細かいですね!
     花野井くんが帽子被ってると思ったらそういう使い方〜!!
     おまけ漫画で黒江主任とかがり姉さんに接点あるのと、黒江主任が意外と若いことが判明w 
     この2人も先が楽しみかも!?

    23話:球技大会(バスケ)練習編
     球技大会優勝チームは食堂で好きなメニューが無料で食べられる!
     20話学校探検で出てきたたけのこご飯をほたるちゃんに食べさせたい&ほたるちゃんが応援に来てくれるのでいいところ見せたい花野井くんはバスケ部の倉田くんに協力を依頼。
     倉田くんがバスケ部レギュラーだというのは9話の勉強会や20話でしっかり紹介されてたもんね。ほんと事前設定&それを活かすのが上手いわこの作品。
     倉田くんに協力してもらって、クラスメイトと自主練する花野井くん。
     「右手(左手)はそえるだけ」(※花野井くんはサウスポー)や、クラスメイトと読んでる「山王戦」が出てくるのはスラムダンクですね(笑)!
     スラムダンクも好きで単行本持ってるので読み返してみましたが、「左手はそえるだけ」が最初に出てくるのは単行本16巻の#137 『3DAYS』。その前の#135と#136が湘北の1年vs2、3年練習試合で、ミッチーが花道にゴール下での得点力が課題だとわからせ、海南戦で足首を負傷したゴリが花道のゴール下シュートの特訓に付き合うところで件の台詞が出てきて、終盤も終盤、31巻#276『湘北高校バスケットボール部』で花開くという名言なのです!!
     今の高校生もスラムダンク読むのかなあ?私が高校生の頃それこそクラスで読んでたので懐かしいです!
     って話を花野井くんに戻して(笑)、花野井くんの周りに人が増えて嬉しいほたるちゃんと、少し様子がおかしい花野井くん。
     ほたるちゃんのために練習がんばってるのに練習のためにほたるちゃんとの時間が減っちゃって、でもほたるちゃんは花野井くんがみんなと仲良くしてくれるのが嬉しいから寂しそうじゃないし、花野井くんもクラスメイトと練習するの、ほんとはちょっぴり楽しい気持ちもあるだろうに、ほたるちゃんが一番大事・それ以外はいらないを徹底したくて、楽しい気持ちにブレーキかけてるというか、下手したら軽く罪悪感すら抱いてるのかな…?
     倉田くんはじめクラスメイトのこと、いい人たちだと思っただろうに、わざと突き放すようなこと言っちゃって…
     あ〜近くにいたら正直めんどくさそうだけど(笑)、こうして見る分にはすごくかわいい人だなー!!
     倉田くん、ほたるちゃん、あとは任せた!(笑)

    24話:球技大会当日。
     何か私にもできること…で超早起きして花野井くんのことを待つほたるちゃん(偉い!)と、気持ちのいいキョリ感なんて人それぞれ、と言う倉田くん(ハートゴリラ!)。
     ほたるちゃんが早起きしてたのはお弁当作るためでもあったのね。花野井くん嬉しそうだし、花野井くんのデレをきっかけにチームの結束も高まったし、絶大な効果があったね!ほたるちゃん、いい彼女だ〜。(好きと応援と交際前と交際後で違いはあるけど、今回は世界で一番って言えてたのもいいね!)
     ほたるちゃんの女子チームも善戦(チームメイトの「うちら結構やれたよ〜」がなんかかわいい)、ほたるちゃんは自分の試合後、花野井くんの応援に駆けつけて…
     なんかもう青春!ですね!
     ほたるちゃんも花野井くんも笑顔が眩しい!!
     いや〜でも、きょーちゃんが言うように最強なのは倉田くんかもな〜。花野井くんとクラスメイトの橋渡しをしてくれて、必殺技まで練習しちゃって。
     花野井くん、ほたるちゃんが一番のままでいいんだよ。それでも、他の人とも気持ちの良い距離感を掴んでいくことはできるんじゃないかな。そうなっていければいいなと思いました。

     正直はじめの頃は花野井くんのこと、怖い・胡散臭い・なんか裏がありそう(笑)と思いつつ読んでいましたが、裏にあったのが甘く切ない初恋の話だったとは…。
     どうしても重くなっちゃうけど、でもほたるちゃんのことを1番にしたいのは彼の中で譲れないんだろうなと思うと、戸惑いや苦悩してるところすら、なんかもう花野井くん、愛おしいですね…。
     恋愛面・球技大会・そして周りにいる人たちとの関係…色んな意味で、花野井くんがんばれー!と応援したくなる巻でした。

    余談・1 アリウープはスラムダンクでは山王戦(25巻#224『天才?』)でリョーちんのパスを花道が決めたり、16巻#139『陵南の挑戦』の海南vs陵南の試合前のアップで信長が一人アリウープを失敗したり(笑)、仙道からのパスをフクちゃんが決めたりしています。(他にもあるみたいだけど、まあいいや・笑)
    余談・2 おまけ漫画で黒江主任に本の話と言いつつ自分の相談をする花野井くんがかわいい!!
     黒江主任、経験なくてもナイスなアドバイスができるところ、かがり姉さんと似てますね!
     これ読んで私は恋愛✕バスケ漫画の『なまいきざかり。』で袴田静くんが吉良キャプテンに知り合いとか友達の話と称して自分の相談してるのを思い出しましたw

  • キュンキュンの展開がたまりません!

    少しづつ距離が縮まる感じがいいです!!

  • 花野井くんの眼鏡いいね!!佐々木くんってそういうことだったのか。花野井くん、かっこいいって言ってもらえてよかったね。しかし、高校生かわいい。主任その気持ちわかる。このままクラスの子と仲良くなれればいいのになって思ってしまう。

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著者プロフィール

森野萌(もりの めぐみ)
月刊『デザート』(講談社)に『マイ・フェア・ネイバー』が初掲載。同誌で2014年に始まった初の本格連載『おはよう、いばら姫』が『このマンガがすごい!2016』オンナ編にランクインするなど注目を集めている。現在月刊『デザート』で連載中の『花野井くんと恋の病』が、第45回講談社漫画賞少女漫画部門受賞。

「2022年 『花野井くんと恋の病(10)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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