くもの頭領 公家武者 信平(九) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 70
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065212059

作品紹介・あらすじ

公家から武家として栄達した実在の「公家武者」松平信平を描く大人気時代小説第九弾!


【実在の「公家武者」松平信平】
1636年、公家としては最高の家格の鷹司家に生まれる。15歳で江戸へ下り、徳川家光から歓迎され武士となる。徳川家綱の計らいで紀州徳川家の娘・松姫と契りを交わし、それから松平家を称した。

感想・レビュー・書評

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  • 公家武者松平信平シリーズの25作目
    くもの頭領―公家武者 信平(第二期)シリーズの9作目
    2020.10発行。字の大きさは…中。

    4代将軍徳川家綱の時代、3代将軍・家光の正室・鷹司孝子の弟・鷹司信平が姉を頼り江戸に下りて武家となり、愛刀・狐丸で悪を退治します。

    此度は、幕府を倒そうと公家・下御門(しもみかど)が、大名家、商人を巻き込み動き出します。陸奥の大藩・井出家70万石は、奥州一円に支配地を広げていきます。そして下御門は、幕府の目を奥州に向けさして、京の地で何かを企んでいます。
    次回の舞台は、奥州から京に移っていくようです。

    【読後】
    鷹司信平の剣が、奥州の地で炸裂します。
    この本は、読みやすく、テンポも良く、毎回楽しみにしています。
    2021.02.13読了

  • セカンドシリーズ第9弾。

    今回は、信平が銭才(下御門)の手下によって、毒に侵されてしまい大ピンチ。
    忍び組織「蜘蛛」の頭領・菱が調合した薬で何とか回復しましたが、その後、自ら“皇軍”と名乗る、下御門の軍に襲われた、陸奥山元藩との争いに巻き込まれてしまいます。
    幼い藩主・忠興を救出することはできましたが、城や領地の村は燃えてしまいました。
    本当、油断ならない敵の下御門一味なのですが、その中の肥前の動きが、味方に背くような事をしたりと何を考えているのか謎ですよね。
    そして、菱率いる「蜘蛛」達は甲府に帰ってしまいましたが、いつか味方として信平達の力になってほしいです。

  • 三万の忍び一党「蜘蛛」を束ねる頭領を捜せ! 実在の傑人・信平を描く大人気時代小説。

  • まだまだ続くのね。

  • 第九弾
    幕府に対抗する東北の藩、蜘蛛の頭領と忍びの一団、三つ巴の争い?更に京の下御門の一味、今後は京での戦い

  • 私は、やば〜いのは好きじゃない

  • 益々快調❗️
    ハラハラドキドキの展開で
    次回作が楽しみ❗️

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著者プロフィール

ささき・ゆういち
1967年広島県生まれ、広島県在住。2010年に時代小説デビュー。「公家武者 信平」シリーズ、「浪人若さま新見左近」シリーズのほか、「身代わり若殿」シリーズ、「若旦那隠密」シリーズ、「若返り同心 如月源十郎」シリーズなど、痛快な面白さのエンタテインメント時代小説を次々に発表している人気時代作家。本作は公家武者・松平信平を主人公とする人気シリーズ、その始まりの物語第11弾!

「2023年 『町くらべ 公家武者 信平(十四)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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