南極のペンギン

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 129
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (88ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784082990060

作品紹介・あらすじ

このストーリーを胸の星に!俳優高倉健が世界中で出会った優しい心。

感想・レビュー・書評

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  • なーんも考えたく無い時に読んだ。
    何も考えずに読めた。

    それで良し。

  • 久しぶりに引っ張り出して読み直した。さよなら、健さん

  • 高倉健さんが、映画の撮影などで訪れた場所について、そこで得た経験について書いている本。

    すごく過酷な撮影に挑み続けた人なんだなと思った。先日お亡くなりになったが、本当に名優を亡くしたんだなと思った。南極のシーンが特に印象に残っている。

  • どんな土地に生まれるのかどんな親に育てられるのか、誰も分からない。子供は何も選べず、生まれてくる。ただ夢なら自由にみることが出来る。その夢をかなえる時間はまだ君には限りなくあるはずだ。ぼくの仕事は俳優だからよく人から相手される。でも相手されるより相手するほうがずっと心が豊かになる。

  • 2023/5/27
    バルタンオススメ、田中一村。

  • 素朴な命

    一生懸命生きてきた人が世界で見つけた素朴な人生。絵がいい。

  • 文章が柔らかく、老若男女におすすめできる、とてもいい本でした。

  • 「ぼくの名前は高倉健。映画俳優の仕事をしている。もう四十年以上も映画の仕事をしている」。南極から北極まで、インドからアフリカまで、撮影ロケでさまざまな場所に行った健さんが、そこで体験し感じたことを綴った絵本仕立てのエッセイ集。その中に、画家・田中一村とハンセン病の少女との交流を描いた「奄美の画家と少女」が収録されている。母と離れさびしい日々を過ごす少女のために、母親の絵を描く画家の優しさに、健さんの面影が偲ばれる。

  • 体験だけでなく高倉健さんが感銘を受けた人物、書物に対する考えが易しい言葉で書かれている。
    「比叡山の生き仏」『生き仏になった落ちこぼれ』(長尾三郎、講談社)
    「奄美の画家と少女」『アダンの画帳』(中野惇夫、小学館)
    が印象的だった。

  • 自然と人、人と人、自分と人・・・高倉健さんが子供達に伝えたいことが詰まった本。やさしい気持ちになり、そして、心が引き締まります。

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著者プロフィール

1931年、福岡県生まれ。映画俳優。「網走番外地」「日本侠客伝」シリーズ、「幸福の黄色いハンカチ」「鉄道員」などに主演。映画俳優として初めて文化勲章を受章。『あなたに褒められたくて』で日本文芸大賞エッセイ賞受賞。二〇一四年没。

「2018年 『話しベタですが… 暮らしの文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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