流血女神伝 喪の女王 (1) (コバルト文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086005975

作品紹介・あらすじ

大祭のザカールを襲った大地震により、囚われの身からからくも逃れたカリエは、その身を挺して助けてくれたエディアルドとともに新しい旅を始めていた。胎内には、千人目のクナムとなるであろうリウジールの子を宿し、癒しきれぬ心の傷を負って…。しかし二人の逃避行を容認できない王バルアンは、執拗なまでにその行方をさぐろうとしていく。流血女神伝シリーズ・最終章スタート。

感想・レビュー・書評

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  • エドのまっすぐさにあこがれるけど、そういうふうに覚悟を決めるのは難しいなあ。
    ラクリゼも幸せになってほしい。

  • リウジールの子供を宿したカリエは、エドとともにユリ・スカナへと逃亡するが、逃避行を認めないバルアンは執拗に二人の行方を追う…

    エドの登場シーンが多くてうれしい(^^♪
    やっぱり、バルアンよりもエドが好きだなぁ…
    バルアンとカリエは幸せそうだったのに、こんな展開になるなんて予想してなかったな。
    レイザンは今後も登場して活躍あるのかな。ちょっと期待してます。
    それにラクリゼも復活してほしい!
    そしてまた続きが気になる展開です(>_<)

  • エドやっぱりかっこいいなぁ、!
    エドとカリエの距離感が好き。
    再読だけど、このあたりからあんまり覚えてないから楽しい。


  • 不穏な空気はあるものの、全体的に穏やかだったのにラストで急展開。やっぱり…って気持ちになった。

    気持ちに気付かなければ、名前をつけないからこそ傍にいられる。カリエがどんな立場になろうと、カリエとして接して守り続けるエドは愛と語るには収まりきらないなあ。
    バルアンとしてもカリエと結婚したのに、カリエにとって一番信頼出来る相手がエドであったことは悔しいよね~~~
    最初からカリエとエドの仲を疑ってたし、エドを庇ってまでって。ちょっと哀れだな 放っておけばいいのに、追いかけてしまう バルアンとて人の子だな

  • ユリ・スカナのイーダル王子の庇護のもとしばらく暮らす少しのんびりした序章.最後の数ページで怒涛の展開.ザカールの刺客に襲われ逃げてあっという間の女の子出産!びっくりしたのなんのって.

  • 58:この表紙すごい好き……!

  • 第一作を書いた段階で 作者は最終章まで考えていたのだろうか…。

    ある意味予測できない展開だが。

  • 舞台はいよいよユス・カリナに移り、物語も新たな展開

  • シリーズ18作目。ユリ・スカナ編。

  • 10月18日 読了

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著者プロフィール

『惑星童話』にて94年コバルト読者大賞を受賞しデビュー。『流血女神伝』など数々のヒットシリーズを持ち、魅力的な人物造詣とリアルで血の通った歴史観で、近年一般小説ジャンルでも熱い支持を集めている。2016年『革命前夜』で大藪春彦賞、17年『また、桜の国で』で直木賞候補。その他の著書に『芙蓉千里』『神の棘』『夏空白花』など。

「2022年 『荒城に白百合ありて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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