星へ行く船―ロマンチックSF (集英社文庫―コバルトシリーズ 75B)
- 集英社 (1981年3月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086104074
感想・レビュー・書評
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星へ行く船シリーズです。
中学のころ読んでとってもワクワクした。素子さんの作品大好きで読みまくってたなの思い出しましたよ。
おばさんになって読んでも面白かった。ワクワクしたよ
19歳で婚約者がいるって設定は今思うと??な感じがしたな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分が 本好きになったきっかけの本
新井素子さんの 星へ行く船シリーズです
全部で 5巻完結で
「 星へ行く船 」
「 通りすがりのレイディ 」
「 カレンダー・ガール 」
「 逆恨みのネメシス 」
「 そして、星へ行く船 」
この作品で
一気に本好きになりました
というか
この物語で 二次元に恋することを 覚えました
(リアルでは覚えられなかったけどw)
初恋の人 その人の名は 山崎太一郎さん
この物語の人たちは
ほんとに 愛すべき人たちばかりで
ステキです
主人公のあゆみちゃんも
ちょっと 困ったちゃんなところもあるけど
強い芯のある女の子で
でもでも いじらしくって かわいらしいのです
いまでも
ふと 物語に触れたくなって
読み直してしまう物語です -
懐かしい気持ちでいっぱいになりながら、中学生に読んだ時以来の再読。
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1〜5
私は2冊目の『通りすがりのレイディ』と5冊目の『そして、星へ行く船』が特に好き
子供の頃に何度も読んで大人になった今でも手放せないシリーズ
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新井素子のSF小説。星へ行く船シリーズ1作目。地球でなに不自由なく暮らしているあゆみが兄に変装して火星へいく宇宙船に乗ったのだが事件に巻き込まれる。新井素子の小説って作家本人の人柄現れまくりであゆみちゃんは新井さんご本人をかなり投影されてる感じ。とはいえ、面白い作品。
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金大生のための読書案内で展示していた図書です。
▼先生の推薦文はこちら
https://library.kanazawa-u.ac.jp/?page_id=18431
▼金沢大学附属図書館の所蔵情報
http://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BA37600621 -
新しい分は変わってしまったけど、この竹宮恵子氏の表紙イラストがすごくいい。
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このシリーズ、何十回読み返したかわからないほど読み返しています。
とにかく、あゆみちゃんが素直で可愛いし、太一郎さんがカッコ良すぎる!!
読んでいて、毎回起きるやっかい事を自分も一緒に解決しているような痛快さがあります。
38年前に書かれた未来の世界での通信手段はテレビ電話。
インターネットやスマホは無いので、今読み返してみると未来のお話なんだけど、とても懐かしい感じがします。
とにかく大好きな作品です。 -
帰省中に再読キャンペーン、ついに星へ行く船シリーズに着手。数年前に新装版で全シリーズ出たようだけど、やっぱり私はこの竹宮恵子のイラストのほうがしっくりきます。
主人公は森村あゆみ19才、地球で暮らすお金持ちのお嬢様だけど突然家出、男装して兄のパスポートを使い宇宙へ飛び出すも、個室のはずの宇宙船客室になぜか手違いで先客が。やっかいごとよろず引き受け事務所の山崎太一郎と、彼がボディーガードをしている大沢という紳士をめぐり、メディという星の王位継承者争いにあゆみは巻き込まれ・・・。
今読むと、かなり突っ込みどころは多い。凄腕の殺し屋のはずの黒木が、ターゲットの目の前で相棒の名前を普通に呼んでいたり(作者的にはキャラの名前を読者に紹介してしまったほうが書きやすいからなのだろうけど)あんまり命がけの戦いをしている緊迫感がない。まあコバルトですしね。作者自身があゆみの年齢とあまり変わらない頃の作品だし。
同時収録の「雨の降る星 遠い夢」は、結局太一郎と一緒に火星に落ち着いたあゆみが、彼の働く「水沢総合事務所」に雇われて新米として奮闘。水沢所長、麻子さん、熊さん、中谷くんといったその後おなじみになるメンバーが登場。ヒガという星から来た、テレバシー能力のある植物「きりん草」をめぐる話で、のちの『グリーンレクイエム』等にも通じるテーマ。
巻末のコバルト文庫の宣伝ページに山尾悠子の『オットーと魔術師』をみつけて「おおっ!」となりました。