東京S黄尾探偵団 少女たちは十字架を背負う (東京S黄尾探偵団シリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (1999年2月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086145510
作品紹介・あらすじ
試合中のアクシデントでテニスをあきらめ、個人主義的なシステムの黄尾高校に転校した行衡。静かな生活を夢見る行衡だったが、義理の兄弟と名のる少年・五月が現れたり、母親が突然ハネムーンに出かけたりで、彼の望みは、あっさりと引き裂かれた。おまけに学校の保健室に探偵事務所があって、そこのメンバーにさせられてしまい…。そんな時、少女たちを狙った連続誘拐事件が起こるが…。
感想・レビュー・書評
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シリーズ第1作目。まだ五月の性格が大人しめ。1作目から結構重めな話。犯人の動機も少女向け文庫がこれで良いのか?と言う感じ。それでも重くなり過ぎないのはギャグのバランスが良いからなのかな。
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中学~高校で夢中になって読んだ。
とにかくキャラも書き方もはちゃめちゃ!1巻はもしかしたら大人しい方かも。巻を重ねるごとにむちゃくちゃのレベルが上がっていった気がするw -
どたばたもの、主人公側がやりたい放題やるやつ、理不尽…そういうのが好きなんだなあと実感した本。
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振り返って一言
一巻がこれって相当へビィ -
高校生達のサスペンス探偵推理小説…と言えばその通りなんですが、その高校生が普通じゃない。コバルト文庫に足を突っ込む理由になった一冊です。
主人公は通信制のマンモス校に通う高校生。しかしその高校は普通から遠く離れており、70代のじじいやらが日夜卒業をおいかけているというとんでもねぇ学校。さらにそんな学校には"探偵事務所"が"保健室"にあった。メンバーは72歳のハイパーじじい、16歳で大学を卒業した帰国子女、ひきこもりの天才少女、派手で美人な少女、元ヤなおっさん、子持ちでバツイチなお父さん。そんな中に放り投げられた唯一の常識人な主人公…明日はどっちだ! -
やりたい放題な感じがたまらなく好き。キャラクターもいい。行動原則もいい笑
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昔は有名なテニスプレイヤーだった主人公。ある定時制の学校に通っているのだが、保健室にだけは近づいてはいけないといううわさがある。
ある日突然、母から再婚して弟が出来たといわれる。
弟も同じ学校に通うことになったのだが、保健室に用があるといわれ・・・・
保健室は同じ学校に通っている、とんでもないじじぃが所長をつとめる探偵事務所だった。
とてもシリアスな事件もあれば、最初から最後までギャグで出来ているような話もある。(シリアスでもギャグはありますが)
1ページにでかでかと2〜3文字しか入っていないというページがあったりと書き方も面白いです。
28冊完結です。
いつか短編集だすかもって話がありましたがそれから何年もたっています(´・ω・`) -
なんやかんや途中までしか読んでないという…久々によみたし。
藤馬さんの絵とか好きでした。 -
登場人物がテンポよく動き回るその自由度は、さながらコメディマンガのよう。
基本笑いながら、時にその行動にハラハラドキドキ、ふいに感動・・・と、すべてが詰まった作品です。
いとう -
ひっさびさのコバルト文庫。
『県立黄尾高校の保健室に出張所を構える探偵事務所にひょんなことから協力することになったユキヒラ。個性豊かなメンバーに囲まれて、ユキヒラの明日はどっちだ?!』
…まぁコバルトだし、ラノベだし。
ツッコム方がまちがっているのは重々承知しておりますが…でもこれはいくらなんでも破綻しすぎでは…モゴモゴ
はるか昔、まだ中学生のころ、同作者のカウス=ルーシリーズが好きだったんだよなぁ。
なつかしい。