- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086172240
感想・レビュー・書評
-
もう30年近く前の漫画なんですねー 作画が古くならないタイプの作家さんだから絵に関してはほぼ違和感なく読める 自分も大人になってるし、今の感覚で読むと「性的関係はゼロだとしても中学生相手に鍵渡したり流石にないよな」っていう気持ちになってしまうけど周りのキャラの描写の丁寧さとか、少しずつしか関係が進まない所とか、画面の上手さとかで全然楽しく読んだ。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久しぶりにくらもちふさこを読んだら、何か後戻りできないくらい、心を揺さぶられてしまった。
そうだった私は槇村さとるも好きだったけど、くらもちふさこが描く、男の子に心酔していたのだ。
河野センセイの…顔、そしてその性格も、あぁ大好きですっ(>_<) -
ときめきを求めて少女マンガを読んでいるのかもしれん。と読んでて思いましたわ~(#^_^#)王道の教師と生徒の恋愛ものだけど、くらもちさんのタッチだとふんわり読めますな。中3と23歳…現実だったらイヤですが、少女マンガはファンタジーですよ。女性の扱い慣れしてる河野センセーにくい。山崎先生の大人っぷりがカコエエ。
-
ベタなネタなのに彼女の手にかかればこんなに素敵で複雑な物語に…!
少女漫画の金字塔 -
別冊マーガレットでリアルタイムで読んでいた頃、正直この作品や、くらもちふさこの良さがわからなかった。
何年か後にこの文庫本で改めて読んでみて、この良さがわからなかった当時の自分が、とても残念な人に思えた。 -
これはまじ神
-
人魚は海から出てきて初めて目にした人間を好きになるという迷信をモチーフにした高校教師系恋愛漫画。<br />若い男性教師に惹かれる女生徒の揺れる思い、みたいなストーリー展開は月並みそのもので、正直真新しいものはほとんどない。だが、くらもちふさこの卓越した技術が退屈を許さず、身をよじりたくなるようなドキドキ感を与える。<br />私は冒頭の人魚に関するモノローグから入って、都会を上空から見下ろすカットを入れて、満員電車の中でヒロインが先生を見上げるところまでの演出で既にやられてしまった。<br />文庫版の解説にもあるが、ほとんど完全にヒロインの一人称目線にこだわって書いてあって、神の目線からの説明のようなものが全く無い。よって、ヒロインにはこう見えたけど実際にはどうかわからない、みたいなことが頻繁にあるが、それがまたなにかわからないことだらけの恋愛というものをあらわしているようで燃える。<br /><br />随所に昭和臭さがうかがえるが、そこまで古くはなく、一定の普遍性を保っているように思う。<br />石神井公園がやたら出てくるが、西武池袋線沿線にでも住んでいたのだろうか。
-
教師と生徒萌えなんです><
-
すきだなぁと思う。センセに恋する女の子。ベタだけどそれだけじゃない。大人のほうが、子供みたい。くらもちさんにはめずらしく、蛇足があるような。