All You Need Is Kill (スーパーダッシュ文庫)
- 集英社 (2004年12月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086302197
感想・レビュー・書評
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いまブクログに登録するときに気づいたけど2004年の作品だったのか。。。こーゆー設定好き。頭こんがらがるけど。
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映画化と同時に読み出す。映像を想像しながら読むとかなり面白かった。
この原作だと映画もかなりクオリティが高そうで楽しめそう。アクションあり恋愛ありの映画になると思う。
ラストは切ないが、こーいう終わり方もありなんじゃないかな。 -
映画のCM等でビジュアルがさきにあったからか、意外に楽しめた。
アップした筋力はもちこせない技術や経験は次にもちこせる、という設定には納得がいかなかった。あと主人公と女キャラの「時間」設定がよくわからずフワフワしたまま読んだ。
映画になっていなければ手に取ることはなかった一冊。 -
近未来でSF的な装備を有する軍の一員である新米が戦場をループする小説。ほんとにこれだけ。
起承転結がハッキリしていて場面ごとの名シーンが読みやすい。あ、恋愛要素もあったね。もっと仲間が増えてガンパレみたいになればいいのに。 -
洋画の原作になったということで洋画を見てから気になって購入した。
「タイムループ」を中心設定に据えるのがまず珍しい印象があるが、そのことにより展開される主人公キリヤ・ケイジの苦悩や成長に読み応えがある。同じ境遇のヒロイン・リタ側の視点で1章割くのもうまいやり方で、タイムループのギミックの使い方が気になる、という興味だけでも読み進めてしまうほどその点に凝っていると感じた。
地の文が一人称視点なのも作品にあっていると思うが、その分読みにくいと感じる部分もいくらかある気もする。
なお、映画と比較するとこの原作の設定をうまく映像に映えさせたり、トム・クルーズ主演としたり、わかりやすいクライマックスを用意したりとかなり工夫していることが伺え、そういう意味でも面白い。大きな違いがあるのでどちらか片方が気に入っている人は比べてみるのがいいと思われる。 -
思っていたよりも世界観・設定が作りこまれていて
ラノベというよりSFに近い印象を受けた。
ループものという定番ものではあるが、
一冊の中にループに気づく、繰り返す、
ループからの脱出法に気づく、試みるという
流れがうまく出来ていて、楽しめた。
完成度の高い一冊で、確かにハリウッド映画に
向いている内容で、映画も見てみたいと思った。 -
死ぬとなぜか昨日に戻るという人生のループに陥ってしまった兵士の話。
「埼玉チェーンソー少女」では奇抜な設定が印象的だったが、本作は設定とともに、一人称で語られる独特な言い回しも目を引いた。死ぬと時間を巻き戻されるループからいかにして抜け出すか、その謎めいた物語の展開と相まって、読み飽きさせない魅力があるように感じた。安倍