新釈 グリム童話 ―めでたし、めでたし?― (集英社オレンジ文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086800723

感想・レビュー・書評

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  • ・谷瑞恵「なくしたものの名前」
    ・白川紺子「白雪姫戦争」
    ・響野夏菜「二十年」
    ・松田志乃ぶ「のばらノスタルジア」
    ・希多美咲「お菓子の家と廃屋の魔女」
    ・一原みう「A Cinderella Story」
    6話収録。

  • 【収録作品】「なくしものの名前-ルンペルシュティルツヒェン-」 谷 瑞恵/「白雪姫戦争-白雪姫-」 白川 紺子/「二十年-かえるの王様-」 響野 夏菜/「のばらノスタルジア-眠り姫-」 松田 志乃ぶ/「お菓子の家と廃屋の魔女-ヘンゼルとグレーテル-」 希多 美咲/「A Cinderella Story -シンデレラ-」 一原 みう

  • 売れっ子コバルト作家による珠玉の短編集。
    もとの物語のあらすじを一ページにまとめて紹介してから、現代風にオマージュした作品が始まります。元の作品のどの辺りの要素に作者がひねりを加えたのか理解しやすく、読みごたえのあるアンソロジーです。
    「めでたし、めでたし?」という副題のとおり、能天気なハッピーエンドの恋物語ばかりを集めているわけではなく、恋に友情に、中にはゾッとするものもあったり…(響野さんの!)、大人乙女が楽しめる構成となっております。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5150.html

  • グリム童話のアレンジ、アンソロジー。

    「白雪姫戦争」が面白かったかな。

    童話はオリジナルのお話自体に力があるから、
    ちょっと捻ったり
    アレンジしたり、
    っていうのは意外と難しいのかもしれないな。

    という感想。

    あんまりインパクトなかった。

  • 谷瑞恵さん目当てで購入。
    とても優しくて爽やかな話でした。妖精の名前をあてる童話をもとにしてます。
    蛙の王子様を元にした話にはぞっとしました。
    これ、すごいです。タイトル!
    白雪姫の話は嫉妬とか美とかあるんですけど、いい終わりでした。
    シンデレラは「日本・現代」に囚われてなくて良かったです。雰囲気変わりました。
    いばら姫はきゅんとしました。
    お菓子の家は個人的にイマイチかな?

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著者プロフィール

三重県出身。『パラダイスルネッサンス楽園再生』で一九九七年度ロマン大賞佳作に入選しデビュー。「伯爵と妖精」シリーズ、ベストセラーとなった「思い出のとき修理します」シリーズ、「異人館画廊」シリーズ、『がらくた屋と月の夜話』『まよなかの青空』『あかずの扉の鍵貸します』『ふれあいサンドイッチ』など著書多数。

「2023年 『神さまのいうとおり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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