検証捜査 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1246
感想 : 95
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  • Amazon.co.jp ・本 (528ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087450897

感想・レビュー・書評

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  • まあまあ。

  • 警察庁が神奈川県警の捜査を検証するという面白い展開だったが、真犯人の設定は少し新鮮味に欠ける。

  • 実際問題、こんな隠ぺいが行われるのかどうかという問題があるが、ないと信じたい。さすがに無理があるでしょ、というレベル。
    だからなのか、ストーリーとしてもイマイチ、人物描写としてもイマイチ。
    ま、スピード感があったということは良かったですね。

  • ナツイチ本。2020/7/26再読
    凛と神谷さんのムニャムニャはいるか?というのと、途中まですごく面白いのに結末が微妙、というか、逮捕で終わったので、もっと続き読みたい!という気持ちになりました。

  • なんかの続編思ったら
    解説読むとどうも単独作品みたい

  •  堂場さんらしい警察小説です。今の状況には似合わない優秀な刑事さんが、事件を追い詰め、ほのかに恋心もあり、挫折から立ち直っていく。
     いろいろ仕掛けもあり、事件もスカッと解決するので爽快感があります。

  • 神谷警部補は、警視庁捜査一課の敏腕刑事だったが、伊豆大島署に左遷中。彼に本庁刑事部長から神奈川県警に出頭命令が下る。その特命は、連続婦女暴行殺人事件の犯人を誤認逮捕した県警そのものを捜査することだった。本庁、大阪、福岡などから刑事が招集されチームを編成。検証を進めるうち、県警の杜撰な捜査ぶりが…。警察内部の攻防、真犯人追跡、息づまる死闘。神谷が暴く驚愕の真実!警察小説。 というのがあらすじだか・・・。

    恋愛寄りにストーリーが傾くのは違和感あり。真犯人もありきたり。残念。

  • 警察小説が大好きな私。
    特に、警察というとてつもない大きな組織の中で、足の引っ張り合い愛や、不祥事のもみ消し。
    そんなことはあってはならないはずだが、あるような気がしてならない現状。
    全てひっくるめて、この小説には詰まっていました。
    主人公の左遷にあった警視庁の刑事をはじめ、心に傷を負った仲間が、チームとして団結していく様は、なんだかちょっとホッとする場面でもありました。

  • 死刑→一転無罪評決の事件の捜査
    そこに強引な手法はなかったのか?

    検証捜査…とはいうものの、訳ありの面々、主人公の屈折や、恋愛感情や、元同僚との…やら。
    色々盛り込み過ぎて、かえって散漫なイメージの作品になってしまった感あり。

  • 意外な人が犯人だったけど、その意外さゆえに納得感もあまりないというか…。
    冤罪になった柳原かわいそうに。

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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