短編少年 (集英社文庫)

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  • 集英社 (2017年5月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087455892

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短編少年 (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「少年」がテーマのアンソロジー。
    小学生から高校生までいろんな少年がいました。
    伊坂幸太郎の安斎少年の鋭さと、
    あさのあつこの光一少年の親しみやすさとギャップのミステリアス感、
    小川糸の薫少年の利発さやさしさ、
    が、とても好みでした。

  •  少年を主人公とした短編集。未完成であり、常に変化をしている少年をどのように描くかは作家の腕の見せ所だ。売れっ子作家の共演であるので読んでいて飽きない。それぞれの作家が少年をどうとらえているかが分かる。偉そうなことを言えばどれもが一面をとらえているが、どれもが嘘っぽい。壇蜜のあとがきも秀逸。

  • どの話もすごくおもしろかったのだけど、なかでも好きだったのは
    山崎ナオコーラさんの「正直な子ども」と小川糸さんの「僕の太陽」
    前者はこうも子どもというか、人間の卑しさを正直に書くかと感嘆したほど。後者は涙があふれた。喪失と再生、そしてやはり小川糸さんが描くベルリンは魅力的。
    あとどこかで読んだ気がするけど伊坂幸太郎さんの「逆ソクラテス」これはオチがすき。あのヒーローの安斎の描かれなかった苦悩。
    再読だったけど朝井リョウくんの「ひらかない蛍」は何度読んでも泣ける。

  • +++
    人気作家陣が「少年」をキーワードに紡いだ短編作品9本を収録したアンソロジー。家族や友人との関係に悩む繊細な心情や、背伸びするいじらしさなど、少年の魅力がぎゅっと詰まった1冊。
    +++

    少年がキーワードと聞いただけで、魅力的だと思えてしまうのはどうしてだろう。少女にも少女にしかない魅力があるのだが、少年というものは、さらに純粋で一途で幼くて、背伸びしたがりで、単純明快で、屈折している。おそらく大人になって振り返ると、ばかまるだしで赤面する以外ない年頃なのではないだろうか。そんな少年にも、さまざまなパターンがあり、本作にもそんな彼らがぎゅっと詰まっている。愉しくて、微笑ましくて、きゅんとする一冊である。

  • 伊坂幸太郎の”逆ソクラテス”があまりに良かったので、
    新刊の”ホワイトラビット”も読みたくなった。
    この少年の聡明さは加害者(父親)の息子という状況からきているのか…。クラスメートの男子が(先生にも軽んじられてる頼りない子)がプロの野球選手に誉められてほんとに野球選手になれたのはこの少年の講じた策が効いたのだろうし。
    ラストにすべてが集約されていく感じが好き。
    でもチンピラにはなっていたというのはほんとなんだろうか…。
    奥田英明の”夏のアルバム”も良かった。
    ナオコーラと石田衣良はいまいち入れなかった

  • 「どこにでもいるんだよ。『それってダサい』とか、『これは格好悪い』とか、決めつけて偉そうにするやつが」

    「自分が正しいと信じている。ものごとを決めつけて、それをみんなにも押し付けようとしているんだ。わざとなのか、無意識なのか分からないけど」

    図太くないうえに、誰かに上手に責任転嫁できるほど器用でもない。でも、しょうがない。これが、わたしだ。
    不器用でも、生真面目でも、融通がきかなくても、わたしはわたしを生きるしかない。

  • 集英社文庫2012年5月「あの日、君とGirls」7編中1編、「あの日、君とBoys」9編中4編、6月「いつか、君へBoys」7編中4編の計9編を集めて、2017年5月集英社文庫刊。よくできた話が多いが、既読が多かったのが残念。

  • デジャヴかと思ったら、昔のアンソロジーの再編集だったようだ。
    甘酸っぱかったり、ほろ苦かったり、etc…

  • 一冊の本で色々な作家と出逢い、そこから好きな作家の本を読む事を勧めてみようという思いがあったのですが、同じ作家の作品でも短編と長編はテイストが違いますね。
    でも、こういう形の本でたくさんの作家を知るのはありかな?

  • いろんな作者の作風が味わえるので良い。
    内容はどれも浅いけど。
    1話15分もあれば読めるので、通勤で読むのに適しているでしょう。

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短編少年 (集英社文庫)の作品紹介

人気作家陣が「少年」をキーワードに紡いだ短編作品9本を収録したアンソロジー。家族や友人との関係に悩む繊細な心情や、背伸びするいじらしさなど、少年の魅力がぎゅっと詰まった1冊。(解説/壇蜜)

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