ももこの話 (集英社文庫)

  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087460216

感想・レビュー・書評

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  • 『ももこの話』は
    『あのころ』『まる子だった』に続く第三弾

    「風呂で歌をうたう」の父ヒロシが最高!

    そのほかの話は、本当にさくらももこの思い出といったかんじで
    おもしろさはあんまり・・?だなと感じました

    この3部作に関していうと、『あのころ』が一番おもしろかったかな

  • 1998年第1刷発行。
    さくらももこさんのエッセイ集。
    "あのころ"、"まる子だった"に続く、三部作の三作目。
    相変わらず面白い一方で、そこはかとなく、自己中心的な感じが露骨になり始めたか?という感もあるのがちょいと残念な作品。
    初期三部作("もものかんづめ"とか)を読んだ頃は、親をアンタ呼ばわりしているのも面白かったんですが、(編集で手が加わったのかもしれないし、何より、従来から続くさくらさんのスタイルなんだということも分かるんだけど)、せっかく献立を考えて料理を作ってくれている母親に対して"調子にのるな"とか書いてるのを見ると、"お前が調子にのるな"という気が起こらなくもない。

    "紙しばい屋"でも、もし仮にさくらさんが姉の立場だったとしたら、「わたしが何度も注意したのに、妹は聞く耳持たずである。愚かな妹よ。もう勝手にするが良い。・・・と、ここでフト思った。わたしは姉なのだから、紙しばい屋などに大金をつぎ込む愚かな妹を救う必要がある。そう思って、心を鬼にして母に報告した。」とかなんとか書く気がするんだよな〜。

    ただ、その一方で、驚いたのが、"いしやきいも"という話。
    ワタクシ、さくらももこさんの文章で、"いしやきいも"について語るということは、絶対に放屁の話になるんだろうな、と思っていたら、全然、違ったので、それが新鮮でした。
    さくらさんというと、どうしても、排泄物や排泄器官に関する話題(まぁ、いわゆる世間でいうところの下品な話)が大好きな人というイメージがあるので・・(^^;)
    さくらさんは、放屁以外のネタでやきいもを語ることも出来るんだな!ということを感じられる点で、この作品随一の見所だと思います。

    ・・ところで、"風呂で歌をうたう"に書いてある、父・ひろしが間違って歌った歌詞が、露骨に嘘くさいと感じてしまうのは私だけ?

  • 三部作の中で一番好きです。特にアニメや漫画でもあったお風呂で歌うお話が好き。
    おなかが痛くなるまで笑いました。漫画でも本でもここまで面白おかしく描ける人って凄い。
    くだらないのも追求すれば凄いことになると見せつけられました。

  • さくらももこ作品は基本的にすべて読んでいると思っていたんだけど、この作品だけが抜けていて、文庫Ver.を購入して読みました。

    いつものエッセイと異なり、これといったおもしろい話がなかったんだけど、「忘れ物をする」「紙しばい屋」「暑さのこと」が印象に残った。

    特に「忘れ物をする」なんて読みながら、「あぁ-,分かる。分かるよ、その気持ち^^」って読みながら、声に出して共感してましたからね。

    ただ僕は彼女の作品は、「さくらえび」「さるのこしかけ」の2作が飛びぬけて面白く、それ以外は・・・。って印象を持っています。(なんかヒロシ頼りっていうか

  • さくらももこのエッセイ。
    落ちこんだ時によみたいね。

  • すごく小さい頃の話。なんか切ないなぁっていう印象があるんだよね。
    中々思い出せないから、今度読んでみようまた♪
    でも、面白いことは確か☆

  • 良い。

  • 最後のたまちゃんの話で「う〜……」となったです。
    ちょっと切なめな話が多かった気がします。

  • ネタ満載の人生。

  • この本は作者のさくらももこさんの子供時代の話です。
    時代が違うのに読むと納得したり笑えたりして面白いです。
    この本のほかにもたくさんのシリーズやマンガがあります。

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著者プロフィール

1986年からマンガ雑誌『りぼん』(集英社)で連載がスタートした「ちびまる子ちゃん」の作者。1990年からはフジTVでアニメ化され、超人気番組となる。『まるむし帳』(集英社)は唯一の詩集。

「2019年 『さくらももこの詩による無伴奏混声合唱曲集 ぜんぶ ここに2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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