水滸伝 11 天地の章 (集英社文庫 き 3-54)

著者 :
  • 集英社
4.15
  • (200)
  • (155)
  • (117)
  • (3)
  • (2)
本棚登録 : 1468
感想 : 100
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087461978

感想・レビュー・書評

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  • いや、まぁ面白いんだけどもね、ちょっとマンネリ化というか、戦ってますけど、何か?っていう展開+新キャラが味のあるやつ、っていう二本立て。そろそろ新展開がほしいかなぁ、と思っていたところで、来たかも!これまた次巻が気になるっていいう流れですよ。
    ていうか扈三娘は王英しかないですよ、頑張れー、ブサイクの星。


  • 平原奪取
    晁蓋暗殺

  • 4.2

    次の巻の登場人物リストで晁蓋が死者の欄に載ってるのを視認して、15分くらい頭抱えた。
    梁山泊に加わった人間が晁蓋に会ってどんなリアクションするかが楽しみだったし、青蓮寺側の人間にも対面してほしかった。
    本人はネクスト晁蓋が現れるから大丈夫とは言ってたけど、これだけの人物が本当に現れるのだろうか。

    今後梁山泊に広がるショックの波と、宗側に広がる歓喜の波の両方を見届けなきゃいけないのがなんとも辛い。
    うぅ…気持ちの整理が追いつかん。

  • 作者によって息を吹き込まれた、托塔天王が光を放つ11巻目。

  • 水滸伝 天地の章
    190728読了。
    今年70冊目今月9冊目。

    #読了
    #北方謙三
    #水滸伝十一

    この展開はありなのか。

    樊瑞、楽和、杜興の三人が印象的。
    特に杜興、このおっさんかわいいな。
    中身乙女なんじゃないか。
    部下からも慕われてるし。

    じっくりと描くことで、スピード感を犠牲にしているが、そのフラストレーションを一気に爆発させる急展開が憎い。

  • 司馬遼太郎賞
    著者:北方謙三(1947-、唐津市、小説家)

  • 晁蓋と宋江は相変わらず、攻勢に転ずるタイミングについて意見を戦わせていたが、お互いに妥協することなく、議論は平行線のままであった。北部に2万の官軍が展開していることをきっかけに、晁蓋は半ば強引に梁山泊の主力を率いて出兵し、敵を一蹴した。

    青連寺から晁蓋の暗殺の命を受けた史文恭は、梁山泊に紛れ込み晁蓋の従者となり機会を伺っていた。梁山泊へ帰還する途中、史文恭は忽然と姿を消し晁蓋は肩に矢を受ける。矢には史文恭の名が彫ってあり、その先にくくりつけられていた鏃には毒が塗られていた。晁蓋は命を落とす。

  • ★2009年6月23日 39冊読了『水滸伝11 天地の章』北方謙三著 評価B
    早期攻勢を主張する晁蓋ともっと力をつけてからと満を持する宋江。梁山泊の2領袖が対立を深める。次第に、官軍の組織的な陽動作戦も目立つようになり、晁蓋は外に出て戦うことが増えてくる。その中、官軍が放った暗殺者;史文恭は梁山泊の中枢奥深く入り込むことに成功し、遂に晁蓋暗殺に成功する?!

  • 巻末を読んでびっくり、まさか・・・12巻へ続く。

  • 北方水滸伝全19卷を読了。
    水滸伝そのものを読むのが始めてなので、古典原作と比較しての改編の凄さは分からないものの、梁山泊と宋との対決という大枠のストーリーの中に、多種多様なタイプの人間をそれぞれ人間くさーく展開させていく筋立てが凄すぎて、むさぼるように読みつくすのでした。
    夜中の2時にミルクあげた後に訪れる1人の平穏な時間を使って、ついつい読みふけってしまい、寝不足な日々を長々と続けてきましたが、これでようやく日常生活に戻れる!と思ったのに、あんな終わり方するんなんて、、、まんまと楊令伝を読みたがってる自分がいる。手を出すか出すまいか、迷うところだが、きっと近いうちに大人買いするんだろうな。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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