水滸伝 16 馳驟の章 (集英社文庫 き 3-59)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087462517

感想・レビュー・書評

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  • 16巻ということで、いよいよ終わりも見えてきました。
    本巻では官軍と梁山泊がお互いにコアな所を狙って削りあう印象。
    やっぱり人なんだよね、そしてリーダーなんだよね。
    何気に一番驚いたのは解説が吉川さんだったことだけど、今に通じるリアリティがあるっていうのは同感。

  • 色々な人生模様と暗殺の応酬。
    これからどう展開するのか、
    盛り上がってきたぜ!

  • もうすぐ終わると思うと寂しい

    14.5.26

  • 戦もええが姑息な陰謀合戦もええね。あとがきのモニカ吉川、わけわからんくておもろい。

  • 大規模な戦闘はないけれども、
    暗殺や潜入など、静かな闘いでの
    勝負が決する話が多かった。

    梁山泊の女性陣が不遇な巻。
    梁山泊に戻ろうとしない王英が
    笑えない状態で笑える。

  • 童貫が本格的に動き出した。水滸伝の面白さは、梁山泊のみの強さだけじゃないところ。童貫や李富の正義感にも痺れる。新キャラの李師師も期待できそう!

  • 原点の水滸伝と比べて、大幅な改訂が加えられているそうですが、原点を読んでいない俺にとってはどうでもええ事やな。
    原点ら読んでなくても充分楽しめる!めちゃめちゃおもろい!!
    原点では妖術とかの要素もあるらしいんやけど、北方版ではそれも省かれたあた。
    俺は小説でそんな魔法とかファンタジー的な要素が入ったあるのは嫌いやし、ましてやこんな熱い話でそんな非現実的要素はいらん。

    水滸伝のストーリを超端的にまとめると、梁山泊百八傑と言うように、108人の豪傑(女性含む)が織りなす一大叙事詩です。腐敗が進む宋において、『替天行道』の志のもとに集いし者達の熱い闘い。


    最初108人の豪傑を全員書き分けれるんかよとか思いやったんですが、そんなんは杞憂でした。
    108人全員が個性的でなおかつ熱い!!
    『三国志』を読んだ時も思ったけど北方謙三という人は、豪傑とか漢とかを書かせると右に出るものはいないのではないだろうか。
    また、全員死に様がかっこ良過ぎる。
    漢とは死に様までカッコ良くなければならないと思いました。
    豪傑達一人一人にすごい愛着が持てたので、そいつらが死ぬたびにものすごい落ち込んだ。

  • 暗殺合戦。

  • 大きな戦いはなく、水面下での戦いのみ。史文恭によって柴進と裴宣までやられてしまうとは……。一方、青蓮寺の袁明を倒せてはいるが。それにしても、史進が敵わないなんて、童貫が強すぎる。

  • やはり戦いのシーンの描写がよくて、ぐいぐい読んじゃいます。あと3巻しかないとは・・・。続きが気になる!

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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