- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087462876
感想・レビュー・書評
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始めはホームドラマ見たい感じの雰囲気が結構嫌でちょつと読みにくかった。
妙に平和な感じもなんか、量産型のドラマみたいな。
だけどそんな中でも、ちょっとウルっとする場面もあり日本の昭和な感じの家族、ご近所付き合いが読んで行くうちに心地よいなーと。
また季節を感じる場面もあり◎。
シリーズ化されてるので第二弾も読みたい!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久しぶりに再読。登場人物たちに起きるドラマが面白く、またトーンが温かくて、一気に読み終えた。
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読みやすい。大家族。訳ありだけど、笑顔になるお話でした。
続きを読んでいこう。 -
四世代の家族のあたたかなストーリー。核家族化する日本では、こんなような愛情溢れた賑やかな家はあまり見られなくなったのでは。だからこそどこか懐かしい感じもするし、ホッと癒される本。これからシリーズを読んでみたい。
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2020/08/21
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コメントありがとうございます!
シリーズが沢山あるようなのでこれから読んでいくのが楽しみです(^^)コメントありがとうございます!
シリーズが沢山あるようなのでこれから読んでいくのが楽しみです(^^)2020/08/21
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代々続く古本屋の大店を舞台に、大所帯の面々が織り成すシリーズ作品の第一巻目。
比較的登場人物が多いので、お話に入りこむまでは、読み進めるのに時間がかかりましたが、キャラクターがそれぞれ立ってくるとスラスラ読めました。
春夏秋冬と四章で構成されていて、語り部が亡くなったお祖母ちゃんというのも、面白い(話にも入りやすい)。
読む気がしないなーというときでも、例えば一日一章ずつ、楽しみながら読めます。
シリーズで集めることになりそう……。 -
小学生の頃から小説が好きで青空文庫とか?児童書をよく読んでいたが、初めて学生向けというくくりから抜け出せた本がこれだった。本当に家族の誰かになった気分で読んでた気がする。
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春・子供の不安から浮かびあがる、とある家族のすれ違い。過去のボタンのかけ違いを、いまさらどうしてかけ直せるものか。LOVEだねぇ、必要なのは、きっと。
夏・青に押しかけ女房がやって来た。藍子の異変も気になるが、ストーカーに泥棒騒ぎに、堀田家は穏やかではない。男女、親子、家族。それぞれの隠した思いを話すとき。
秋・水禰と堀田家、藍子とマードック。思い出も想いも秘めているだけではいけなくて、懐かしい色味をそっととりだす。
冬・池沢百合枝、日本を代表する大女優。彼女の愛が巻き起こす大騒動。とびきりのLOVEの結末。 -
本当に、少し前のホームドラマを見ているような本でした。
8人の大家族で、家族みんなが個性的…だけど、人ってみんな個性的じゃない?と思う様な、私たちの隣にもいそうな、そんな温かい人たち。物語の語り手は家族を見守り続けている亡くなったおばあちゃん。ご近所さんたちも素敵な人たちばかり。安心してニコニコ笑いながら日曜日の夜に見ていたいドラマみたいでした。家が古本屋とカフェってとこもいいなぁ。憧れる。
シリーズ化されているとのことで、またこの堀田家のみなさんの日々を見ていたいなぁと思いました。 -
自分では、そこそこの広がりをもって小説を読んでいたつもりだったが、色々な方のブクログ本棚を拝見して、みなさんの幅の広さに圧倒された。その中で、ちょっと気にはなっていたが、食わず嫌い的に手を付けてなかった本書の評価が高かったので、ミステリー小説の合間に軽くつまんでみるかという思いで読み始めたら、あっという間に虜になつてしまった。解説にもあったが、昭和的な家族模様や人情に加え、ミステリータッチの展開の見事さ、自分がいかに井の中の蛙であったか思い知った。続編がたくさんあるので、当面ハマりそうだ。