- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087462876
感想・レビュー・書評
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家族ものとしての登場人物のバランスの良さ。舞台としての東京下町、古本屋、カフェ。小気味良いストーリー展開。イイねぇ。我南人の『LOVE』って言葉は奥深い。これからのシリーズ展開、子供達の成長に、50代の父としては、注目やねぇ。
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2020年5月26日読了
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読み返してみてもやっぱり最高のシリーズの第一作。飽きがこないし何度読んでも泣ける。人情が素晴らしい。サザエさんよりも堀田家こそが憧れの日本の家族だ。
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R2.5.12 読了。
東京の下町の老舗の古本屋「東京バンドワゴン」。堀田家は4世代同居であり、家族が共有する家訓あり。なんとなく昭和の香りがします。そして話の進行役は三代目の奥様のサチさん。サチさんは成仏できないユウレイという立場で家族を温かく見守っています。
時々仏間で霊感が強い(?)孫の紺さんとお話しされているのも微笑ましい。また伝説のロッカーの我南人さんが良い味を出しています。
ひと癖もふた癖もある面々が一つ屋根の下、泣いて笑って朝から晩まで大騒ぎな展開から目が離せません。
すっかり魅了されてしまいました。早く続編が読みたい。
・「自分の思う通りにするっていうのも、若い人の特権よね。それを認めてあげるっていうのも年寄りの度量よね。」 -
記録
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昔読んだ本
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典型的な昭和ホームドラマのパターン。
寺内貫太郎とかムー一族とか・・・
まあ、作者自身、昭和ホームドラマへのオマージュ作品と書いてるぐらいだから。
で、内容はというと、そりゃやっぱり小説ですから1時間TVドラマの枠の中に入りきらない、もうちょっと濃いめのドラマが展開されていて面白い。
たくさんの登場人物が出てきて、多少ごっちゃになりますが、頭の中にTVドラマのシーンが簡単に描けるので気軽にすんなり読む事ができます。
誰もがTVドラマ化して欲しいと思うんじゃないかな。
もちろん、私もプロデューサの気分になって・・・
オヤジは芦屋雁之助(もう無理だけど)
その息子は矢沢えーきち(伝説のロックンローラという設定だし)
そのまた息子はもこみち(憧れて家に訪ねてくる女性が絶えない)
ドラマの中で結婚するのが伊東みさきで・・・
とかか・・・
ん~、ちょっとひねりが足りないか。
とまあ、こんな具合に楽しい本でした。
第2弾「シーラブズユー」第3弾「スタンドバイミー」と続きますが、文庫本で発売されたら、また読むだろうな。 -
7年前にドラマ化されて、録画していたものを7年ぶりに見てはまった。
ドラマの印象が強くて、話もほぼ同じだったのでサチさんの語りが加賀まりこさんの声にしか聞こえなかった。他の登場人物もそのまんまに感じた。読んでいて、これはドラマの台本なのではないか、と思えるくらい楽しかった。
続編のドラマも観たくなった(ないけど)。本はあと14巻あるので読み切りたいと思う。 -
面白いし読みやすい!うん、サザエさんの雰囲気わかる!!!!
春夏秋冬で起こる堀田家ミステリーもまた、身近な事件といっても全く生臭いものではなく、どちらかというとほのぼのとした事件ばかりで、心の角を削り落とすような一冊っていう解説が、なるほど!!!の一言です。
なんとも言えない、暖かい気持ちにさせられる本!!!
きゅーちゃんが一押ししてたのはこんな本だったんだなー。たしかに短編でとっても読みやすいから、疲れて途中でやめてもすぐ内容追えるのはとっても便利!忙しい人でも、なかなかまとまった時間がない人でも楽しめる、ヒューマンミステリ。
展開も早くて飽きないで誰でも読める本!!!!