東京バンドワゴン (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 737
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087462876

感想・レビュー・書評

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  • サザエさんRockバージョンだなw
    めっちゃ面白かった。
    読みながら気がつくと口角が上がってる(*´∀`*)

    下町の大家族の日常です。

    ~作品紹介・あらすじ~
    東京、下町の古本屋「東京バンドワゴン」。この老舗を営む堀田家は今は珍しき8人の大家族。60歳にして金髪、伝説のロッカー我南人。画家で未婚の母、藍子。年中違う女性が家に押しかける美男子、青。さらにご近所の日本大好きイギリス人、何かワケありの小学生までひと癖もふた癖もある面々が一つ屋根の下、泣いて笑って朝から晩まで大騒ぎ。日本中が待っていた歴史的ホームドラマの決定版、ここに誕生。


    我が家も私が加わるとなかなかの大家族になるので、こんな感じの会話になります。それぞれがそれぞれの話をそれぞれにしている。なのになぜか会話が成立しているのw

    これシリーズでかなり続いているから、追々読んでいこうと思います。
    気軽に読めるのでお勧めですよ~♪

  • 話題の本でしたが今まで機会がなく、偶然ドラマを少し見て、これは原作が面白そう、と手に取ってみました。大家族で登場人物も多いのですがドラマをほんの少し見たことが幸いしてすんなりと話の中に入っていけました。お伽噺のようにとても優しい素敵なお話でした。大家族ならではの食卓のシーンが印象的です。視点が大おばあちゃんなのがいいですね。ラストの作者からのメッセージもまた素敵。ドラマはほんの少ししか見ていないのですが原作の雰囲気が私はとても好きだったのでこのあともまずはドラマではなく原作の方で楽しみたいと思います。

  • いやー面白かった‼思ってた以上に泣けました。物語としては、日常の謎解き部分はすぐにわかったし、こんな複雑な家族構成はないだろとは思いながら;^_^A 昭和を感じる物語でした。ドラマはみたことなかったのでキャストをネットで調べたら結構合ってる(笑)玉置浩二なんて絶妙な(笑) でも我南人のモデルってショーケンかな?と、池沢百合枝のモデルは吉永小百合かな?と思いながら読んでました。 泣いて笑える本を探してる人にオススメです☆

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  • 「2016年 POPコンテスト」

    所蔵なし

  • 古本屋とカフェを営む4世代の大家族の物語。大家族の日常をほのぼの描いている。本が上手く物語の鍵になっている。

  •  東京の下町に店を構える、由緒正しき古本屋「バンドワゴン」。総勢8人、4世代の個性的な家族が暮らし、毎日大騒ぎ。
     そこに次々持ち込まれるご近所トラブル。
     さて、その行方は…?

     毎エピソードごとに2.3の伏線が持ち込まれ、最後は大団円で解決する、という形式となっています。
     最後に『あの頃、たくさんの涙と笑いをお茶の間に届けてくれたテレビドラマへ。』との謝辞があったので、作者には昭和のホームドラマが念頭にあったものと思われます(実際、2013年にドラマ化)。

     読みやすい、のは事実ですが、郷愁を感じさせる身近な物語として読むか、「ALLWAYS 三丁目の夕日」に代表されるような、「昭和のファンタジー」として消費するかは年代でわかれそうです。

  • ホームドラマな小説です。
    最初は登場人物を覚えるのが大変だけど、その辺のつかみが出来たら一気に楽しめます。
    ノンストレスで読める作品で、ほのぼのします。

  • 変わり続けていく事が世の常ならばこそ、変わらないもの、変わらずに良いものであり続けることの価値は高まっていく。
    本作『東京バンドワゴン』は2013年の10-12期に亀梨和也主演でドラマ化された同名作品の原作シリーズ第1作目だ。この年に私が読んだ本は、なぜかどれも印象深い。
    ストーリーは、東京下町にある古本屋「東京バンドワゴン」を営む昔ながらの大家族堀田家が、微笑ましい何かしらの騒動に巻き込まれつつ、解決していくというもの。

    このシリーズの良さは、安定感の一言に尽きる。スリリングな展開や斬新な表現はなくとも、日曜夜のサザエさんのような、愛すべきマンネリ。美しきテンプレ。想定どおりに行くから安心して読める、という感覚だってあっていい。

    このシリーズは今もビートルズの曲名をタイトルにしながら続いている。できれば順番に読んでいこう。続けていくたびに、きっとあなたは堀田家への「帰省」が楽しみになってくるはずだ。

  • 2016年32冊目
    GWは小説を楽しもうということで手にとった1冊
    舞台は東京の古本屋。三代目店主を頂点として8人4世代が一緒に暮らすドタバタの物語。
    登場人物が伝説のロッカーだったり、シングルマザーだったり、愛人の子だったり
    キャラが立っていて面白い。
    そんな一家に起こる色々な出来事を解決していくのは一貫したLOVE。
    楽しめました。

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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