- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087463576
感想・レビュー・書評
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OLの実態が描かれていて、面白い。
ベテランと若いOLの確執と最後には協力というスカッとするストーリー展開。
いかにもありそうな話。
こういうのは、さすが「唯川恵」という気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
同じ職場の35歳と23歳の女性が、新しく配属されたエリート社員を巡って…
最後はふたりとも恋に破れるけれど、すかっとした読後感です。
マンガ感覚ですね。 -
タイトルに惹かれて購入。
読んでみると、瑞子と千絵の考え方とか、行動理由とかがわかりやすいところと、
読後感がスッキリしているところがよかった。
職場に「嫌いな女」がいる女性にはいいと思う。 -
35歳の瑞子と23歳の千絵。何かと反目しあう二人が所属する第二販売部に、ロサンジェルスからきたエリート男性・冴木が配属された。いつの間にかお局さまと呼ばれている瑞子、自分より若い女子社員が入って焦り気味の千絵。それぞれの思惑を持って、冴木に近づくが…。――会社こわい、人間こわい。なんだかな、冴木が欠片も恋愛感情を持っていなかったのがな。持ってないなら持ってないで、もっと非道な人であってほしかったと思ってしまう。
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女って心底嫌な生き物。
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2010.04.05
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OLてこわい。
というか、社会がこわい。
仕事に男女をもってくるのはどうなのか、
考えてしまいました。
結局は人のつながりの世界なのはわかるけど、
それを男女で利用するのはどうなんだろう。
それだけ魅力があるってことなんだろうけど。 -
35歳の端子と23歳の千恵。
同じ会社に勤めながら、
社会において10年という女性の年齢差は
二人をまったく別の人種へと分かつ。
「お局」「腰かけ」と反目し合う間柄となっていた。
端子は元カレとの不倫
千恵は身勝手な劇団員との関係をズルズルと続けていた。
そんな二人の前に27歳のエリート・冴木が配属されてくる。
それぞれに恋心を燃やす二人だったが…?
OL歴10年の作者にとっては1年目の自分と10年目の自分、それぞれの立場から互いを見、会社を見、男を見るという作業だったか。『愛なんか』の一人語りよりも、互いの視点で客観視される分、より互いの個性が際立って面白い。属性が明確だからこそ、こう「空手家とカポエラ使い、戦ったらどっちが強い?」的な面白さがあるよね。
OLを10年勤めた作者ならではの、
その10年という年月の差が女性の人生に与える変化と
互いへの目線をリアルに描き、
しかもその隔たりを超えて想いが交わる瞬間をさわやかに描いた一作。作者自身が語っているように、すべてのOLへ向けて送られたエールなのだろう。
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数年前にドラマ化された物がすごく好きだったので、原作も読んでみました。
女性同士の確執がリアル!!
原作よりドラマの方が、千絵と瑞子の友情がしっかりと描かれていて好きです。 -
#bookoff