瑠璃でもなく、玻璃でもなく (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1860
感想 : 173
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087466966

感想・レビュー・書評

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  • 途中経過の心理描写はリアルだったものの、結末に向けてはすべての登場人物の心理が綺麗事すぎる

  • 一気に読める。
    こういうの、あるんかな。

  • 唯川さんの作品読みすぎて混乱してきました笑
    いつも女性のドロドロを描いてる
    自分も経験したような気持ちを書いてるから感情移入しやすい
    そのぶん疲れるけど笑
    結婚は不満、恋愛は不安
    確かになぁ…
    どちらにも善し悪しはつけられない

  • どんな立場の女性でも共感できる登場人物がいる。最後ちょっと幸せな感じで終わったのは私としては気にくわない(笑)けど、共感度高すぎて一気に読んでしまった

  • 結婚して専業主婦になった女と独身で不倫をする女の話。はいはい、そのパターンね、と本を開いたら、ちょっと裏切られた。私は何を求めてこの本を開いたのだろう?思ったよりこってりドロドロではなく、淡泊でもない。この物語に主人公の女性2人に2人の男性が出会うが、同じ人間なのに交わり方が違えば動き出す運命の矛先も違ってくる。当たり前なんだけど、それを傍から見て感じる貴重な機会であった。携帯もあるし平成のお話なのに、20代女性の話し方が古くてちょっとね、昭和のにおいがしたー。あとジャケ写がすごく好き。

  • こういう展開もあるのかと、書いてくれちゃうのかと、現実と思わず混同したくなってしまうほど思い切りよく女性の在り方をふたつ書いていただいております。表紙の明るさもなんでだか引き寄せられました。

  • 読了後の爽快感が好き。

  • 天秤にかけた人生の中、それぞれの納得感が綺麗に収まった展開。
    唯川さんにしては珍しい!?
    ほっとしました。

  • 最終章があるから明るい読後感が得られる。そもそも、人生は今が真っ暗と思えても、時間がたてば、必ず、何か違う視点・角度から過去の出来事を見ることができる。経験を積むこと、歴史を積み重ねるというのは、そういうことなのだろう。そういう意味で本書のような小説を読むのは、自分の生きてきたプロセスを後追いし、少しだけノスタルジーに浸ることができるのだと思う。

  • 結婚が幸せなのか?結婚しても悩みはあるし、結婚しなくても悩みはある。自分にないものは羨ましく、焦りを覚えることもある。自分は自分の生き方でいいという女性の開き直り?までを描いた物語。

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