瑠璃でもなく、玻璃でもなく (集英社文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087466966

感想・レビュー・書評

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  • 2011 06 28
    早く、早く、早く。。。触れられたいし、触れたい。他に独身男性もいっぱいいる、でも朔也じゃなきゃだめ。

    何が幸せなんだろう。結婚に焦る必要はないけど、誰かを好きになると孤独も増す。恋愛は不安との戦いであり、結婚は不満との戦いである。

  • 罪も罰も…。そう上手くいかないのが不倫じゃないか、そう上手くいかないのが離婚じゃないか。綺麗事な話。でも不思議と嫌悪感はない。

  • よく言われる不倫する人の常套句「好きになった人が結婚していただけ…」
    人の不幸の上にたった幸せなんかどうなんだろ?と思うのは不倫したことないからかなぁ(笑)
    出てくる人がみんな感情を爆発させないのよね。
    もっと泣きわめいたりするもんじゃない?心理描写はいいんだけど、リアルさに欠けちゃう。

    唯川恵は読み終わると物足りないなぁといつも思うけど、また忘れて手にとってしまう…。

  • 26歳未婚女性と34歳既婚専業主婦の話。時間を経てそれぞれの立場は変わっていくが・・・。女性は様々な生き方の選択肢があるだけに悩む主人公たちの気持ちがよくわかる。「恋愛は不安、結婚は不満」ということばにも納得がいく。

  • いやー‥よかった‥幸せになれて‥
    まったく今の私と美月が一緒‥
    私にもちゃんとこんな未来がまってるんだろうか‥あぁいやだ気分が沈む

  • 唯川恵さんは、気になっていたけれど、女性同士のどろどろネチネチしたところを書いているんだろうから、自分はなるべくそういうものとは離れていたいな・・・となんとなく敬遠していた。が、蜷川ミカさんかと思うほど鮮やかな表紙に惹かれて手に取り、さらに一頁めの名言「恋愛は不安との戦いであり、結婚は不満との戦いである」という一言を読んで即レジに向かってしまった。そして、一気に読んだ。自分自信の心のセリフと全く同じ言葉が出てきて、面白かったし、自分はもう完全にどろどろした女なんだということを実感させられた。でも嫌になるどころか、女性であると受け入れて、じゃあ自分はそれをどう楽しもうかと、若干開き直り、わくわくできた。その時の状況によって読んでいる本に対する感想って違うけれど、今、このタイミングでこの本を読めて、本当良かった。唯川さんの女性に対する観察力というか客観的な視点に脱帽。

  • 読むスピードがすごかったです。先に先に進みたいと手がうずいたくらいに面白かった。
    でも、全員不誠実な人ばかり。

  • 相変わらず読みやすく、そしてあとにはなにも残らず。
    唯川さんは女性のドロドロした感情を描き出すのがうまいけれど、
    恋愛小説としてはいつもすこし物足りない。

    なのに、文庫化されているとつい手に取ってしまう…。

  • 不倫はいけないことなのか、離婚は罰なのか…
    とにかく引き込まれて一気に読める作品でした。
    終わり方がすがすがしかった。どろどろとした展開が途中あったのでどう終わるかと思ってました。恋愛と結婚、女の人生、幸せとは…考えさせる話でした。
    恋愛や結婚で悩んだら、読んでみるといいかもしれません。ヒントが得られると思いますよ。

  • 唯川さんらしい本だなと思ったが、離婚した妻が起業して成功する辺り多少は今時っぽいか。男性心理を書くのは上手い人だと思う。

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