オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
4.15
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本棚登録 : 2030
感想 : 164
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087468250

感想・レビュー・書評

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  • いやあ、今回も泣いた。
    電車の中で。
    この本、素直に「幸せ」について泣けるなぁ。

  • 久しぶりにバンドワゴンシリーズ。
    いつ来ても堀田家は温かくて
    LOVE に溢れている。

    ある登場人物が作中でこんなことを言っていた。

    堀田家の人々は
    ぽかぽかした陽の当たるところにいてほしい。
    そのあったかい日溜まりを守っていてほしい。
    そうすればどんな人間でも時々日向ぼっこに
    お邪魔できる。

    これは大変な役目だ。
    誰かにとって大切な場所、戻ってこれる場所を
    守ることは簡単なことではない。
    ただその人に優しくしていれば良い訳ではない、
    強い、芯の通ったLOVE がなければ、
    無理だろう。
    堀田家は多くの人々にとってのそんな場所、
    最後の砦になっている。
    私達は皆、そんな場所を必要としているから、
    このシリーズを読み、「温かい日溜まりに戻って
    きた感覚」にほっと安心した気持ちになるのだろう。

    それにしても、今回はいやに
    登場人物達の台詞が心に染みた。

    皆を見守るおばあちゃんのサチさんが
    最後にまとめる言葉もいい。
    堀田家の皆に(紺は置いといて)聞こえないのが
    ちょっと残念だけど。
    でも、サチさんの堀田家を想うLOVE は
    きっと皆に伝わってる。

  • こんなに何でも大きく受け止めてくれる家族、実際ありえない、と思いながら、でも読む。

    なんだかんだで、要所を締める(締めてんのか?)我南人が実は一番好きだったりする。

    我南人のイメージは、やっぱりあの伝説のロックンローラーなんだろうか・・・?

  • 今回は親子、特に我南人と紺、青との間に見えるような男同士の絆が爽やかですね。
    我南人はいつになく人間らしさが垣間見えます。

  • 図書館にて借りる。

  • 登場人物相関図が毎々載っている小説ってあんまり無いんじゃないかな?その位色々キャラクターが登場するけど毎回話しの土台は揺るがない、東京バンドワゴンシリーズ。今回はちょっと話の風呂敷が大きい気がするが、面白かったな。次の展開はどーなるのか気になるな。

  • なんかだんだん話が投げっぱなしが多くなってきたなぁ。前作が面白かった分残念。

  • 2013.4

  • ついに紺が大学辞めることになった理由が明らかに!!
    やたら、我南人が在宅してると思ったらそういう理由か…

  • やっぱり好きじゃない。お腹いっぱい。

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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