軽蔑 (集英社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087470178

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  • 軽蔑
    (和書)2011年06月14日 17:53
    1992 朝日新聞 中上 健次


    映画化されて興味を持ちました。映画は観たいけど金欠なのでDVDになったら借りよう。

    中上健次さんの本をまとめて読んでみたいけど、今は柄谷行人さんの朝日書評に載っていた本をまとめて読んでいる。

    本を読む速度は人並み以下だろうと思うが、読書を継続することは苦にならない。

  • 「何も要らないよ、わたし。カズさんだけ、いてくれたら」「大きな胸だし、太い腕だし。でも、カズさんだったら何されても怖くない。どんな事したって、ひとつも怖くない。だってわたしはカズさんを好きだから。愛してるから」

  • 男のアマエがどうしても。真知子がもっと今風でいて欲しかった

  • R、t.がRを”軽蔑”を”無効”にしたくて、しじ。
    (読ませる。)

    そしたら、

  • 「相思相愛、男と女、五分と五分」
    この言葉が何度も、それはもう何度も繰り返されます。
    「もう分かったわ! 」という程繰り返されます(笑)

    しかしながら、これが重要なのです。
    主人公の真知子は、カズさんと五分と五分でありたいと願っていますが、これがなかなか上手くいかない。
    周りの目や、カズさんの生まれ育った環境や、いろいろなものに邪魔をされます。

    いい意味で、中上健次さんの作品らしくなかったです。
    女性視点だからでしょうか。それとも紀州の泥臭い感じが描かれていないからでしょうか。

    ラストは、人によって賛否分かれると思いますが
    自分好みでした。


    そして、この感動を引きずったまま、実写映画を
    見たのですが・・・
    なんで、こーなっちゃったの? という感じです。
    最後の方は、原作無視どころの騒ぎじゃないし
    真知子役が鈴木杏さんっていうのはどーも・・・
    (ルックスとかスタイルとか)
    あ、高良健吾さんのカズさんっぷりはなかなかでしたよ。

  • 初めて中上さんの作品を読みました。途中までは面白かったな。最後はやっぱり・・という感じも受けました。純文学は久々に読んだな。内容は面白いと思ったんですがどうも読みにくい。私と中上作品の相性の問題だろうか。

  • 中上作品の中では、いわゆる「路地」ものではないこの長編は、ちょっと異色かも。ひとことで言ってしまえば恋愛ものですが、まあこの作者らしい部分もありつつ、好きかと言われれば、こういうものは別に求めてないかなっていう。

  •  映画にもなったし、まして作家は村上龍もリスペクトしているあの中上健次なのだ。長編ということもあり気合満々で読み始める。だが、はじめの期待をあっさり裏切り、あっけなく話しは終わる。死ぬ数ヶ月前の作品らしい、駄作と呼び声が高いのもうなずける。時間を無駄にしたい方はどうぞ。

  • ルノアールはフランス語圏の姓。2つの異なる綴りの仮名表記。
    カメオとは、瑪瑙、大理石、貝殻などに浮き彫りを施した装飾品。
    一彦 真知子 ピー 芸者 妾 酒蔵 六本木 墓参り ヤクザの兄貴 アルマンバタフライ トップレス ダンサー 海 東名高速 五分と五分 高良健吾 鈴木杏
    カトレヤ(カトレアCattleya)とは中南米原産のラン科植物の1つの属、あるいはその近縁属との交配品種を含む1群の植物である。美しい花を咲かせることからよく栽培され、最も有名な洋ランである。洋ランの女王とも言われる。
    大森 遺作

  • 読みづらい

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著者プロフィール

(なかがみ・けんじ)1946~1992年。小説家。『岬』で芥川賞。『枯木灘』(毎日出版文化賞)、『鳳仙花』、『千年の愉楽』、『地の果て 至上の時』、『日輪の翼』、『奇蹟』、『讃歌』、『異族』など。全集十五巻、発言集成六巻、全発言二巻、エッセイ撰集二巻がある。

「2022年 『現代小説の方法 増補改訂版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中上健次の作品

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