- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087472165
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
いろいろと主人公というか、メインキャラがいっぱい出てくるんだけども、イマイチ追いつけないというか、誰がどうだか分からん。
お夏とマナミはキャラ被ってないか。同一人物、ではないよな。。洋子とラビもなんか被ってるし。
ていうか読み込み甘いわ!作者の気持ちになって考えましょう、この時の飛鳥の気持ちを述べましょう、くらいに読まないとダメなんかな。
そんなこんなで、読者のミスリードを誘うためのモブキャラばっかり気になってしまった。エンジェル様仕切ってた女の子のすごい何かある感とか、結局放置だけど、気になるー。 -
女子高が舞台で、このような世界もあるのかと思うほど女子生徒同士の人間関係は複雑。自分にはないものを持つ他人を羨んだり、将来に不安を抱えたり、青春時代を思い起こさせる物語。
-
うーん。
なんかわざとこういうスタイルにしているのかもしれないけど推理がなんの客観的証拠もなくてそれぞれの想像の中でだけ進んで行くってのがなんだか馴染めなかったなぁ。
あとそれぞれの登場人物が苗字で呼んだり名前で呼んだりあだ名で呼んだりって誰が誰なのかわかりづらくて登場人物に魅力を感じられなかったし感情移入できなかったなんだか残念な作品でした。 -
ガイド本の粗筋紹介を読んで、気になっていた作品。金屏風の前に犯人がいることに気付くオープニングから、では一体それが誰なのかってのが気になって、どんどん先が読みたくなる展開。仲良し6人組の、それぞれの目線から次第に明らかになっていく真相、っていう流れも秀逸で、リーダビリティも高かったす。ただ、被害者の人物描写は一切なく、実際、被害にあったのは外部の人間なんだから仕方ないけど、哀惜の念を感じにくかったのはちょっと残念。総じて面白くて、新年一発目の読書としては及第点でした。
-
学園ミステリしかも舞台はバリバリの女子高というだけで、あんたはお呼びじゃないよと言われているようで、いささか敷居が高い。まあしかしお嬢様学校といったって内情は、というわけで主役級の夏見やマナミの言動は抱腹絶倒で楽しめる。文芸サークルの6人(夏見、マナミ、洋子、サワ、飛鳥、ラビ)が各章の主格となり、校内で起きた殺人事件をそれぞれの視点で順に推理するという趣向で、各章では付随して校内で起こるちょっとした謎とその解決もされており、日常謎解き短編プラス全体の長編推理という二重構造になっている。加えて、全体が6人のうちの誰かの結婚披露宴でのそれぞれの回想という形式になっており、冒頭に大胆にも犯人は金屏風の前にいると開示されている。しかしそれが誰かは最後までわからず、おおっとひっくり返されるという仕掛けにはうならざるを得ない。
-
パッとしない。ミステリーというより青春群像劇か?読み終わってから数週間経ったけど動機とかオチとか覚えてない。女ってめんどくさい。
-
80年代の匂いプンプンだったけど、けっこう楽しめた。