- Amazon.co.jp ・本 (576ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087472233
感想・レビュー・書評
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誰であろうと、自分の人生を生きる権利がある。
ストーリーとしても最高。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
グッと引き込まれ一気に読破。周りの空気が薄く、息苦しくなるかのような錯覚を感じる。場所は違うが、深海映画「アビス」を観たときも似たような感覚になったことを思い出した。
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めっちゃ面白い!
分厚いけど読み終わりすっきり(((^-^)))
私はハイキング部だからレベルは全然違うけど山の気持ちはわかった!
また読み返したい!! -
常につきまとう死と向き合う。精神的、肉体的な極限状態の中で葛藤する人間の強さに心が震えた。
エベレスト登頂にドラマティックなエピソードがちりばめられていて、フィクションなのにノンフィクションのようで、面白かった。
【2015.12】 -
えええー…この手の作家は初めて読んだけど、もうホントに受け付けない。ページ稼ぎの無意味な改行が多くて読みづらいし、唐突な引用が多過ぎる。。よくこれでメシが喰えるなあと思う。取材方法は耳学問が中心で、否定はしないけれど、先日読んだ、『生還者』の作者のような文献に丁寧にあたるタイプの作家を(文芸作品でない場合にはとくに)信用し、好感が持てる。
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「ヒリヒリする山」、8000メートル級の山稜が持つ意味をこれ以上に的確な表現した言葉があるだろうか。マロリーの「Because it's there.」のように、登攀者に余計な言葉は要らない。最善を尽くしても山嶺を望めない、神に愛されているか否かが支配する世界。
「エヴェレスト南西壁冬季無酸素単独登攀」という人類未踏に挑む羽生と、山に魅せられた者として後を追う深町。一つひとつの文章が躍動的で時に息苦しい。「ヒリヒリした山」が読者に伝染する。画家がキャンパスに命を刻むように、登攀者が山に命を賭けるように、著者は魂を削って本書を描き上げた。
トレッキング程度の登山しか嗜んだことはない私だがが深町の語る「濃い時間」を味わってみたくさせる。 -
正直これを超える山岳小説が出てくるとは思えない。今のところ。
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最後まで深町が好きになれなかったなー。羽生さんの邪魔しただけじゃん。アン・ツェリンとナラダール・ラゼンドラがかっこいい。それにしても、同じシーンばかり繰り返されて飽きたわ。いらないシーンがいっぱいあると思う。