恋する短歌 (集英社文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087476767

感想・レビュー・書評

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  • 佐藤さんの短歌を読むのは初めて☆
    俵さんと同じような、現代短歌。22篇。
    読み始めたときはあんまりしっくりこなかったけれど、
    読み返してみるとしっくりき始めた☆彡
    短歌の良し悪しって、正直よく分からない。
    自分が共感できるかどうかでしか味わうことができない自分。
    でも、それでも色々読むことにも価値はあると思う。
    また色々読んでみたいな(o^-^o)
     
    (2007.02メモ→2010.04ブクログ)

  • 短歌に解説はなくていいものかも。と思った一作。
    短歌集というか、エッセイなんだもの。

    短歌のいいところって、あの31文字の限られた文字数で綴られた思いを、自分の経験で補って、落とし込むことができることだと思うのです。こういう思いから出てきたんです、なんて裏舞台を本人が告白しなくても・・・。と。

    ただ、やっぱこの人の恋愛の仕方にかぶるとこがあるので、あーね。みたいな気分。で、星3。

  • 最初に読んだのが『恋する歌音』だったせいか、ちょっと印象が薄い。

  • 短歌ってもっととっつきにくいイメージだったけど、共感できるものもいくつかあって、こういうのもありなんだ!って思った。

  • 短歌+ショートストーリーで構成されている本です。
    著者の恋愛経験に嫌悪感を感じてしまう人もいるかもしれませんが、量も多くないですし、手軽に短歌を読んでみたいと言う人には良いかと思います。

  • 初めて読んだのは18の春。
    その頃は、ただ純粋に恋愛ってHAPPYなものだって
    決め付けていた頃だった。
    その頃のあたしからすれば、全然理解できない世界だった。

    あれから5年たった今。
    全然経験を積んだわけではないけれど
    あの時よりは理解できてる自分がいる。。

    また5年経つと、違ってくるんだろうな。

  • 著者作の恋愛の短歌と、その短歌にまつわる(?)ショートストーリーで構成されています。
    短歌初心者の私でも、とても読みやすいです。
    挿絵もきれいで、恋のものばかりなので、女性は好きなんじゃないかと。
    分かるーーーっていうものが、ひとつはあるはず。。。
    大好きで、何度も読み返している本です。

  • どの短歌にも、「あるある〜〜」と相槌を打ちたくなるような感じ。
    恋愛における様々な場面は、いつでも自分が主人公ね。

  • 070817

    この人の書くショートストーリーが好きです。
    本当なのか作った話なのかは
    わからないけれど。

    人生は続く
    ふたりが教会で
    ハッピーエンドを迎えたあとも

    っていう短歌に続く物語が好き。


    しょうがないという言葉を
    わたしはそんなに嫌いではない。
    この言い訳を
    半年間わたしは心の中で繰り返し続けた。
    しょうがない,
    だって好きになっちゃったんだから。


    ショートストーリーの主人公は
    みんな大人な感じがします。

    私がその状況になったら
    そんなに冷静に対応できるのかな?
    って思う。

    でも
    こんなにスマートに対応できたらいいな。
    って思う。

    そんな日はいつ来るやら
    わかりませんけど!

  • まずは挿絵がきれい☆

    少しの文で想像する本の中は、全体的に切なくて恋がしたくなります☆

    素敵な一文→「初めて見るすっぴんの彼女は驚くほど幼くて、誇らしげで、わたしは本当に彼を好きだったけど、もうこんなのはいやだと思ったんだ。」

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著者プロフィール

1968年旧東ドイツ・東ベルリン生まれ。
72年、文化大革命さなかの中国に渡り、14歳で日本(青森県)に帰国。
東北大学医学部中退後、アメリカに留学。
オハイオ州立大学、カリフォルニア州立大学、工学および心理学修士課程修了後、
アメリカン航空、英国ヴァージン・アトランティック航空、フィジーのエア・パシフィック航空に勤務。
その傍ら、東欧、インド、カンボジア、ラオス各国で、人身売買の被害少女らのカウンセリングなど国際NGO活動に従事。
2009年、国連職員として、アフガニスタン、ベトナムで活動。日本帰国後、国際機関太平洋諸島センターに勤務。
現在、フリーで会議通訳および、べトナム、バングラディシュ、南太平洋と日本をつなぐ交換留学生支援活動を行なう。
3・11東日本大震災以降は、日本赤十字社や国際NGOのボランティアスタッフとして、被災者のカウンセリングを続けている。

「2013年 『跳べ! 世界へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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