坊っちゃん (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1738
感想 : 105
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087520071

感想・レビュー・書評

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  • 9/9
    坊っちゃんの気風のよさがそのまま文体に表れたような読みの快さ。

  • …で?っていうかんじ。

  • 彼是5回ぐらい読んでます。軽快な文調が心地よくて。
    軽快な文調もさることながら、僕はこの話の中に出てくる様々な別れのシーンが印象的で好きです。坊ちゃんが四国へ行く際の清との別れ、そして東京での山嵐との別れ…あっさりしつつも、妙に物悲しく書かれているんですよね。

    このお話は、10年後、20年後にもふと思い立って読んでみたいです。

  • なんなんだ、この読み易さは。面白味があって結構好きです。漱石のイメージがガラリと変わった一冊。

  • 東京から教師として赴任した田舎町で主人公が自分の正義のもと巻き起こす騒動

    自分の正義を疑わない彼が苦手。
    強引で勝手な人だ。
    だからこそ坊ちゃんなんだろうかしら。
    世間には色々あって、田舎には田舎の色々がある。
    郷に入れば郷に従え、である。
    しかし、自分の短所を理解しているところは好感を持てる。
    一度NOを出した相手でも、なんだ、いい奴だと思える所も感心だ。
    何より清を思う彼は素敵だ。
    つまりは単純な人なんだね。
    ん?成長しきってないのか?
    最後に、成敗の仕方が納得いかなかった。
    あれでは無法者じゃないか。
    論戦で勝てないから鉄拳制裁なんて…

    リズム感と諸々で、読了感は満足です。

  • 中2の頃に英語文法の時間の暇つぶしとして読んだ
    有意義な時間を過ごしたと思っている

  • 今の世の中でこんなに真っ直ぐな人はいませんよね。だから坊っちゃんがすごく魅力的だし新鮮に見える。爽快。

  • 夏目漱石のこの作品に出会わなかったら私は今でも本なんか、寧ろ活字なんかに触れていないだろう。感謝するばかり。

  • 読むと自然に心が晴れ晴れ。

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著者プロフィール

1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)にて誕生。帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表。翌年、『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。1907年、新聞社に入社して創作に専念。『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。享年50。

「2021年 『夏目漱石大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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