オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン

著者 :
  • 集英社
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感想 : 189
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087713503

感想・レビュー・書評

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  • 下町の老舗古書店“東京バンドワゴン”に舞い込む古本と謎を、四世代のワケあり大家族・堀田家が家訓に従い解決する。ページが増える百物語の和とじ本、店の前に置き去りにされた捨て猫ならぬ猫の本…。不可思議な事件に潜む「あの人の想い」とは?笑いと涙の下町ラブ&ピース小説、

  • 頁が増える百物語の和とじ本。店の前に置き去りにされた猫の本…。大家族が営む古本屋に持ち込まれた謎が、家訓に従って解決される。お節介で温かい堀田家の物語。「東京バンドワゴン」第5弾。

    すごい勢いで読み続いています。

  • 大家族にあこがれる。実際はこうはうまくいかないのだろうが、読み物としてほのぼのとした気分にさせてくれる。

  • 今回も色々起きますが、人間らしい振る舞いの中で落ち着くところに落ち着いていきます。しかし、どんどん人数が増えて、間が空くと誰だかわからなくなります。

  •  事件の解決に紫式部の「源氏物語」の原本かもしれない?っていう本が蔵の中から出てきたのはびっくり(>∀<●)
     我南人の喉頭がんも発覚したけど、無事治ってホッとしました。
     かんなちゃんと鈴花ちゃんの成長も楽しい\(^o^)/

  • 相変わらずの堀田家のお話…といいたいところですが、巻を追うごとにあんまり「相変わらず」じゃなくなってきましたね。

    今回はちびちゃんたちの成長とか、子どもたちに向けられた淡い恋心とかのお話と、真夏のちょっとした肝試し、立場違いの恋、伝説のロックンローラーの復活などなど…

    基本的に変わらずばたばた愛おしいのですが、どうも有名人ばっかり出てきるのと、身近で人がくっつきすぎるのが現実離れしすぎてきているようで、入り込めない部分も事実…
    ただ、研人の言葉はすごくよかったです。最終章でほろり。

  • 研人がかっこよかったです。もうすぐ中学生、大きくなったなぁ。「あんたらみたいな連中はね、ぽかぽかした陽の当たるところにいなきゃならねぇんだ。」「前向きのぉ、前のめりの失敗はぁ、絶対に後悔なんか連れて来ないんだねぇ。」

  • 111005

  • やっぱりこの物語大好きです。
    何か問題があっても家族や周りの人たちが助け合って解決する、といういつもの東京バンドワゴンシリーズで安心して読みました。
    木島さんが再登場したあたり、ちょっと都合よく運びすぎでは?と思うところもありますがそれがこのシリーズの良さですね。

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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