- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087713503
感想・レビュー・書評
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下町の老舗古書店“東京バンドワゴン”に舞い込む古本と謎を、四世代のワケあり大家族・堀田家が家訓に従い解決する。ページが増える百物語の和とじ本、店の前に置き去りにされた捨て猫ならぬ猫の本…。不可思議な事件に潜む「あの人の想い」とは?笑いと涙の下町ラブ&ピース小説、
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大家族にあこがれる。実際はこうはうまくいかないのだろうが、読み物としてほのぼのとした気分にさせてくれる。
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今回も色々起きますが、人間らしい振る舞いの中で落ち着くところに落ち着いていきます。しかし、どんどん人数が増えて、間が空くと誰だかわからなくなります。
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相変わらずの堀田家のお話…といいたいところですが、巻を追うごとにあんまり「相変わらず」じゃなくなってきましたね。
今回はちびちゃんたちの成長とか、子どもたちに向けられた淡い恋心とかのお話と、真夏のちょっとした肝試し、立場違いの恋、伝説のロックンローラーの復活などなど…
基本的に変わらずばたばた愛おしいのですが、どうも有名人ばっかり出てきるのと、身近で人がくっつきすぎるのが現実離れしすぎてきているようで、入り込めない部分も事実…
ただ、研人の言葉はすごくよかったです。最終章でほろり。 -
研人がかっこよかったです。もうすぐ中学生、大きくなったなぁ。「あんたらみたいな連中はね、ぽかぽかした陽の当たるところにいなきゃならねぇんだ。」「前向きのぉ、前のめりの失敗はぁ、絶対に後悔なんか連れて来ないんだねぇ。」
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111005